外国語としての日本語。マドリードにて第26回日本語弁論大会開催。

 
2月20日、マドリードのインスティテュート・セルバンテスにて第26回日本語弁論大会が開催され、外国語としての日本語の学習者が、訪日経験のない者(グループ1)と訪日経験のある者(グループ2)の二つのグループに分かれ、日本語での弁論の技量を競い合った。

 
今回の出場者リスト:

グループ1(訪日経験のない者)
フェルナンド・カサド・ノゲロ(マドリード出身)
アイノア・エセキエル・エスカロナ(ウエスカ出身)
アドリアン・ガルシア・オルティス(マドリード出身)
セルヒオ・アレハンドロ・ヒメネス・カルモナ(マドリード出身)
クリスティアン・セプルベダ・エンリケス(ラス・パルマス出身)
アルバ・ラミレス・ベルメホ(マドリード出身)
イスマエル・サルバドル・サンチェス(サラゴサ出身)
ラウラ・モリネラ・ゴメス(マドリード出身)
アレハンドラ・ペレス・ガリェゴ(カディス出身)

グループ2(訪日経験のある者)
イケル・アルバレス・カステリャノス(パンプローナ出身)
レネ・マテオス・バスケス(フェロル出身)
マリア・メンデス・オレンセ(セビリア出身)
カルロス・サンティアゴ・オルニアック・サンチェス(セビリア出身)
ルルデス・バルマ・ペレス・アルバレス(マドリード出身)
カルロス・デル・バリェ・ヘルナンデス(バルセロナ出身)
ルス・ンジョリ・マロンガ(タラゴナ出身)

 
各参加者の日本語による発表の後、近藤仁之マドリード・アウトノマ大学名誉教授(経済学博士)を審査委員長とした審査員団により選ばれた入賞者は下記の通り:

Feb2015_ConcursoDeOratoria_33グループ1

 
優勝:クリスティアン・セプルベダ・エンリケス(マンガと私の交友関係)
2位:アイノア・エセキエル・エスカロナ(田舎の男の物語)
3位:アルバ・ラミレス・ベルメホ(マドリード出身)

 

Feb2015_ConcursoDeOratoria_34グループ2

 
優勝:カルロス・サンティアゴ・オルニアック・サンチェス(雲の上で見つけた自分)
2位:ルルデス・バルマ・ペレス・アルバレス(日本企業の本社と海外支社の違い)
3位:イケル・アルバレス・カステリャノス(快適さ)

 

 

 
各グループの優勝者には副賞として、JTB とJAL(日本航空)の提供により、スペイン・日本往復の航空券が贈られた。

外国語として日本語を学ぶ参加者たちの高い日本語能力と日本文化に対する情熱に対し、聴衆より惜しみない拍手が送られた。

このコンクールは日西文化協会TORAの主催により、越川和彦在スペイン日本大使、ベアトリス・エランス氏(インスティテュート・セルバンテス文化部長)、ホルヘ・サインス氏(スペイン国教育文化スポーツ省大学政策部長)、土井美篤氏(日西文化協会TORA会長)他の臨席を得て、在スペイン日本大使館、スペイン国教育文化スポーツ省、インスティテュート・セルバンテス、国際交流基金、マドリード日本人会の協力により開催された。

Feb2015_ConcursoDeOratoria_35

 

 
弁論大会フォトギャラリー

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