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パンプローナのCivivox Condestableにて、世界的にも高い評価を得ている日本の映画監督・小津安二郎 (1903-1963) 映画回顧シリーズ『CICLO DE CINE YASUJIRO OZU』が、5月11日までの土曜日に入場無料にて開催されている。
この小津安二郎映画回顧シリーズは、パンプローナ市役所とビルバオ・アルテ財団との協力により開催され、日本を代表する映画監督・小津安二郎の作り上げた独自の映像世界や映像美を上映している。

 

 
東京暮色 (Crepúsculo en Tokio)
2019年4月6日(土) 19:30h
 
銀行に勤める周吉(笠智衆)には、妻の喜久子(山田五十鈴)が自分の部下と駆け落ちして以来、男手ひとつで育ててきた二人の娘がいる。姉の孝子(原節子)はしっかり者だが不幸な結婚に苦しみ、幼子を連れて実家に戻って来る。妹の明子(有馬稲子)は不実な大学生にだまされ妊娠してしまう。そんなある日、周吉の妹・重子(杉村春子)が兄と子供を捨てたはずの喜久子を街で見かける。明子もまた、自分の母とは知らずに喜久子と出会う。
監督:小津安二郎 / 1957年 / 140分

Youtube:YouTube ムービー / 東京暮色 デジタル修復版

 

 
彼岸花 (Flores de equinoccio)
2019年4月13日(土) 19:30h
 
小津安二郎監督にとって初となるカラー映画。自分に相談もせず、結婚相手を決めた娘(有馬稲子)のふるまいに動揺する父親(佐分利信)の姿を描く。娘の結婚を応援する山本富士子の助演も絶妙。初のカラー作品で、監督が好んだドイツのアグファカラーの落ち着いた発色は、以後“小津の色”として定着する。
監督:小津安二郎 / 1958年 / 118分

Youtube:松竹チャンネル/SHOCHIKUch / 『彼岸花』予告編

 

 
お早よう (Buenos días)
2019年4月27日(土) 19:30h
 
近所付き合いの小さな波風にふり回される大人たちと、テレビを買ってとねだり大人を困らせる子供たち。東京郊外の新興住宅地を舞台に、戦後の庶民生活を小津流に活写した作品で、軽さのある演出が際立っている。幼い兄弟のオナラのギャグが実に微笑ましい。
監督:小津安二郎 / 1959年 / 94分

Youtube:YouTube ムービー / お早よう(予告)

 

 
秋日和 (Otoño tardío)
2019年5月4日(土) 19:30h
 
麻布の寺で、三輪の七回忌の法要が行われた。三輪の学生時代の友人間宮、田口、平山の三人が久しぶりに集まる。彼らは三輪の娘アヤ子に縁談を勧めるが、笑ってごまかされてしまう。実はアヤ子は、結婚すると母秋子が一人になるのを気遣っていたのだった。間宮と田口は、秋子が再婚すれば、アヤ子も結婚を決心するだろうと秋子と平山の再婚を画策するのだが、話はこじれていく。
監督:小津安二郎 / 1960年 / 128分

Youtube:YouTube ムービー / 秋日和 ニューデジタルリマスター

 

 
秋刀魚の味 (El sabor del sake)
2019年5月11日(土) 19:30h
 
男手一つで育てた娘を嫁に出す父(笠智衆)の気持ち、嫁に行く当の娘(岩下志麻)の心情を細やかに描き出す。老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、偉大なる映像作家・小津安二郎の遺作。
監督:小津安二郎 / 1962年 / 113分

Youtube:松竹チャンネル/SHOCHIKUch / 『秋刀魚の味』予告編

 

 

小津安二郎映画回顧シリーズ『Ciclo de cine Yasujiro Ozu』

 
開催日時:2019年5月11日まで 19:30h / 土曜日開催
会場:Civivox Condestable
住所:Calle Mayor, 2, 31001 Pamplona, Navarra
 
入場無料