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スペインや中南米のラテン諸国の最新映画がどこよりも早く日本にて上映される『ラテンビート映画祭 (Latin Beat Film Festival – LBFF)』。第17回目となる今年は、11月19日から12月13日までの25日間、オンラインにて上映される。
 
順次配信される作品は、購入後72時間視聴可能のため、日本全国好きな場所・好きなタイミングで最新のラテン映画作品が楽しめる機会となる。
 
「ラテンビート映画祭」は、スペイン・マドリード出身の同映画祭プロデューサーであるアルベルト・カレロ・ルゴ氏が1994年に留学生として来日し2004年に単独で始め、今年で17年目を迎えている。

 
11月20日より配信開始される作品
 
家庭裁判所 第3H法廷 (Courtroom 3H)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

監督はスペイン出身のドキュメンタリー作家アントニオ・メンデス・エスパルサ。サン・セバスティアン映画祭コンペティション作品。
米フロリダ州のレオン郡の裁判所。虐待、ネグレクト、育児放棄などを理由に保護された子どもを、親の元に戻すか否かを巡り、数々のケースが審議される。エスパルサ監督は2019年に300件を超える審議を記録し、重要なケースを抽出した。裁判所は、子どもは親といることが最良であるという前提を掲げ、引き離す理由よりも、一緒に過ごしても大丈夫な理由を探そうとする姿勢が新鮮に映る。痛切な人間ドラマであり、検察や弁護側、ソーシャルワーカーら関係者の真摯な姿勢が胸を打つドキュメンタリー。
監督:アントニオ・メンデス・エスパルサ / 2020年 / ドキュメンタリー / アメリカ・スペイン / 115分 / 第33回東京国際映画祭共催

Youtube:Tokyo International Film Festival 東京国際映画祭 / 『家庭裁判所 第3H法廷』予告|Courtroom 3H – Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival
 

 
息子の面影 (Sin Señas Particulares)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

辺境の地から仕事を求めて旅立った息子の安否が分からず、母親が懸命に足跡を追う。一方で、米国から強制退国となった青年は故郷を目指し、ふたりの歩みが交差する…。国を出る者と戻る者。それぞれの思いが交錯する「道」を舞台にした巡礼の物語。
バラデス監督によれば本作の構想開始は2012年に遡る。国に蔓延する恐怖と矛盾を描くと同時に、荒涼とした景観を背景に詩情も盛り込まれている。一方で本作は抵抗の物語であり、人間の存在に意味を見出す物語でもある。「たとえ存在すること自体がその意味であったとしても」と監督は希望を残す。長編監督1作目にして見事サン・セバスティアン映画祭オリソンテス賞を受賞した。
監督:フェルナンダ・バラデス / 2020年 / ドラマ / メキシコ・スペイン / 95分 / 第33回東京国際映画祭共催

Youtube:Tokyo International Film Festival 東京国際映画祭 / 『息子の面影』予告|Identifying Features – Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival
 

 
老人スパイ (El Agente Topo)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

サン・セバスティアン映画祭観客賞・最優秀ヨーロッパ賞受賞作品。
探偵事務所が80歳を超えた男性の求人を出すと、妻を亡くし、新たな生きがいを探していたセルヒオが採用される。業務内容はなんと老人ホームの内偵。セルヒオはスパイとなって老人ホームに「入居」するが…。アルベルディ監督は、探偵業の取材を進めるうちに、依頼の多くがコミュニケーション不足と不信によるものだと知り、不信がはびこる社会に疑問を抱くようになったという。入居者の親族が老人ホーム内の扱いを知ろうとする依頼は多く、監督はその不毛さに失望する一方、入所者の人間関係に興味を持ち本作が生まれた。スパイとは明かさずにホームから許可を得て3か月間撮影。「鑑賞後に、親や祖父母に連絡したいと思ってもらえたら」と監督は語っている。
監督:マイテ・アルベルディ / 2020年 / ドキュメンタリー / チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン / 84分 / 第33回東京国際映画祭共催

Youtube:Tokyo International Film Festival 東京国際映画祭 / 『老人スパイ』予告|The Mole Agent – Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival
 

 
ビボス ―奪われた未来― (Vivos)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

2014年9月26日、メキシコのゲレロ州イグアラ市で起こったアヨツィナパ教員養成大学の学生43人集団失踪事件は世界に衝撃を与えた。
中国出身のアーテイストであり社会活動家としても知られるアイ・ウェイウェイは、世界を震撼させた事件の犠牲者家族や生き残ったクラスメート、人権団体へインタビューを敢行。犠牲者家族の悼みに寄り添いながら、汚職と暴力が蔓延するメキシコ社会の闇の深さに迫っていく。
監督:アイ・ウェイウェイ / 2020年 / ドキュメンタリー / ドイツ / 112分

Youtube:ラテンビート映画祭 / VIVOS Trailer
 

 
モラル・オーダー (Ordem Moral)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

1918年、大新聞社の相続人マリアは、22歳年下の運転手マヌエルと駆け落ちをしたことで世間から非難を浴びる。夫はあらゆる手段を使って彼女を探し出すが、マリアは数々の妨害に屈することなく信念を貫いていく。
上流階級における男性優位社会に挑んだ実在の女性の生きざまをドラマチックに描く。監督は、キャメラマンとしてマノエル・ド・オリヴェイラやジョアン・セザール・モンテイロらポルトガルの巨匠を支えたマリオ・バローゾ。脚本は『ミステリーズ 運命のリスボン』のカルロス・サボーガ。『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』『パルプ・フィクション』で強い存在感を示したマリア・デ・メディロスが、マリア役を気高く演じている。
監督:マリオ・バローゾ / 2020年 / ドラマ / ポルトガル / 101分

ORDEM MORAL, um filme de Mário Barroso from Leopardo Filmes on Vimeo.

 

 

 
11月26日より配信開始される作品
 
エピセントロ ~ヴォイス・フロム・ハバナ~ (Epicentro)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

監督は米国アカデミー賞のドキュメンタリー部門ノミネートなど、数々の映画祭で高く評価された『ダーウィンの悪夢』のフーベルト・ザウパー。
南北アメリカの中心に位置する島国キューバは、政治的には社会主義と資本主義の争いに翻弄されてきた歴史がある。カメラは、時が止まったような古い街ハバナで暮らす人々のリアルな日常を追いながら、彼らの本音に迫っていく。巨大な国アメリカへの思いを語る子供たちの言葉や、彼らの誇りの高さが印象に残る。2020年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で最優秀賞受賞。
監督・ナレーション:フーベルト・ザウパー / 2020年 / ドキュメンタリー / オーストリア・フランス / 109分

Youtube:Entertainment Portal / Epicentro (2020) Trailer | Documentary | Hubert Sauper
 

 
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ベネズエラ (Once Upon a Time in Venezuela)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

ベネズエラの北西に位置するマラカイボ湖にある小さな集落コンゴ・ミラドールは、以前は、漁業を営む村人たちでにぎわっていた。しかし近年、石油によって湖が汚染されたことで、漁業で生計を立てることが難しくなり、人々の生活は荒んでいる。村の存続のために声を上げたのは左派政権を支持する村の有力者タマラ。一方、小学校教師のナタリは、学校運営に悩みタマラと対立する。また村の美少女コンテストに出場していた少女ジョアイニも、未来への希望を持てない日々を送っていた。立場の違う女性たちの目を通して、環境破壊や国政不安により村の生活が脅かされていく過程を追った社会派ドキュメンタリー。
監督:アナベル・ロドリゲス・リオス / 2020年 / ドキュメンタリー / ベネズエラ・イギリス・ブラジル・オーストリア / 99分

Youtube:AFISilverTheatre / ONCE UPON A TIME IN VENEZUELA Trailer – 2020 AFI Latin American Film Festival
 

 
マリアの旅 (La vida era eso)

  • 購入後72時間視聴可能 / 1,000円[税込]

入院中の初老のマリアは、相部屋となった若い女性ヴェロニカが同じスペイン出身と知り心を通わせる。幼いころに家族でベルギーに移住してきたマリアは、ヴェロニカとの友情をきっかけにスペインへと向かう。世代や価値観の違う二人の女性の友情を通して人間の尊厳を讃えるロード・ムービー。
マリアの人生を変えるヴェロニカ役を『オリーブの樹は呼んでいる』(LBFF2016)、『ホーリー・キャンプ!』(LBFF2017)のアンナ・カスティーリョが演じている。
監督:ダビッド・マルティン・デ・ロス・サントス / 2020年 / ドラマ / スペイン / 109分

THAT WAS LIFE – Teaser from Elamedia Estudios on Vimeo.

 

 
15の夏 (Entre tú y Milagros) *短編作品

  • 購入後72時間視聴可能 / 300円[税込]

2020年のヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門最優秀短編賞受賞。
ミラグロスは15歳になってもまだ、母親の深い愛情に守られて暮らしていた。ある夏の日、予期せぬ出来事によりミラグロスの人生が変わっていく。30歳のマリアナ・サフォン監督が、思春期の少女の揺れ動く心を繊細に描いている。
監督:マリアナ・サフォン / 2020年 / ドラマ / コロンビア / 20分

Youtube:ラテンビート映画祭 / [短編]15の夏 予告編
 

 

第17回 ラテン・ビート映画祭
 
開催期間:2020年11月19日(木)〜12月13日(日)
 
視聴環境:WEBブラウザ (PC、タブレット、スマートフォン等)
視聴料金:1作品1,000円 [税込] ※購入後は72時間視聴可能
 
ラテンビート映画祭 / Latin Beat Film Festival
公式サイト | Facebook | Twitter | Instagram

 

 
情報元:ラテンビート映画祭公式サイト