日本映画に関する講演会

 

こちらのイベントは終了しました。

 

今月マドリードのフィルモテカ・エスパニョーラにて行われている第5回「日本の監督36選」日本映画特集上映に合わせ、国際交流基金マドリード日本文化センターが日本映画に関する講演会を開催する。

 

講演会キャンセルのお知らせ
2月12日(木)に予定されていた講演会「ヌベル・バグ(ヌーヴェル・ヴァーグ):日本のニューウェーブ」は、講演予定者の予期せぬ事情によりキャンセルとなりましたので、ここにご連絡申し上げます。


ヌベル・バグ(ヌーヴェル・ヴァーグ):日本のニューウェーブ

日本映画史の中でも最も興味深い時代の一つを紹介する。1950年代後半、若い日本の映画監督達が、ヨーロッパの映画革命と偶然時を同じくして、その時代の映画に革命を起こし始めた。
 
ロベルト・クエト氏( カルロスIII世大学、視聴覚コミュニケーション学部教授)
日時:2015年2月12日(木)19:00h〜
入場無料・席数に限りあり

 

日本映画におけるシュ-ルレアリズムと表現主義

日本映画史の創成期の作品より、非現実的なストーリーの使用や夢の連鎖等、観客を現実とは異なる世界へいざなう為の数々の前衛的な映画の技法の一例として、特殊効果や、シュール・レアリズムと表現主義が使用されてきた。今回の『日本の監督36選』日本映画特集上映では、その例と言える「パプリカ」、「Mind Game」、「野のなななのか (Seven Weeks)」、「生きたい」、「砂の女」等の作品を鑑賞することができる。
 
講師:ロレンツォ・トーレ氏(レイ・フアン・カルロス大学教授)
日時:2015年2月17日(火)19:00〜20:30
入場無料・席数に限りあり

 

実写 対 アニメ-ション:日本文学の適用による特徴、変則、類似に関する考察

古典的な、また現代的な作品を通じて、文章が画像となって行く工程を考えよう。それには幅広い可能性があり、それぞれの映画監督が独自の表現を行おうとする。しかしその媒介自体が障害となる場合もあり、我々はアニメーションと言う技法が、果たしてより自由な翻案を可能にするのかどうか自問することになる。小説や漫画作品を原作とした実写・アニメ映画へのアダプテーションを通じて、この疑問に対する答えを探る。
 
講師:ラウラ・モンテロ氏(サン・パブロ CEU大学・博士号取得、日本映画研究者)
日時:2015年2月27日(金)19:00〜20:30
入場無料・席数に限りあり

 

 
Information_jpn
全ての講演会は国際交流基金マドリード日本文化センター (C/ Almagro, 5 – 28010 Madrid)にて開催されます。

国際交流基金 マドリード日本文化センター オフィシャルサイト