マドリードにて『日本産米粉プロジェクト』始動

日本人には馴染みの深い “お米” を粉状にした「米粉」。せんべいや饅頭など和菓子の原材料のイメージが強い米粉が、製粉技術の向上により、現在はパンやケーキ、ラーメン、天ぷら、お好み焼き、パスタ、餃子やシュウマイの皮など日常的に幅広く使用でき、さらに小麦粉アレルギーの方にも安心なグルテンフリーであるため、その利用範囲にはまだまだ大きな可能性が秘められている。

　
欧州にて日本産米粉・米粉加工品のプロモーション活動を展開しているNPO法人国内米粉促進ネットワークにより、現在「マドリード米粉プロジェクト」が開催され、グルテンフリー食品市場が拡大している欧州にて、日本産米粉の美味しさ、機能性、使い方などを広く知ってもらうことを目的とし、24日にはマドリード・セリアック病およびグルテン過敏症協会にて、調理実習や試食、日本産米粉のプレゼンテーションが行われた。
　
さらに、1月30日から2月4日まで開催中の『マドリード米粉週間 (La Semana de KOMEKO en Madrid)』のオープニングイベントとして、1月29日に調理複合施設A PUNTOにて、地元のグルテンフリー・レストランのオーナーや料理人、メディア関係者を招き、日本産米粉の紹介や料理実習、試食を行い高い関心を集めた。