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11月15日、在スペインの日本食材輸入商社トーキョー屋 (TOKYO-YA) 創業40周年記念イベントとして、『サロン・デル・サケ』がマドリード市内のイベント会場にて開催され、当地のレストラン関係者など総勢200名以上が来場。「おかげさまで40年 aniversario」と背中に大きく印刷されたお揃いのTシャツを着たスタッフが紹介する “日本酒と日本食タパスのマリアージュ” を楽しんだ他、利き酒師・笹山繭子氏による日本酒講演会も開催された。
 
1981年創業で今年40周年を迎えたトーキョー屋が、日本酒の輸入を本格的に開始したのは20年以上前。開始当時は約50の酒蔵からの輸入を行ったが、時期尚早だったのか思うように販売できず、かなりの分が廃棄になってしまった苦い思い出もあるそう。5年前にはスペインで唯一の日本酒バー&レストラン「Shuwa酒和 (しゅわしゅわ)」を開店して当地での日本酒の普及に貢献し、来年2月頃には100から120程の酒蔵の日本酒を当地に輸入すべく現在ワーク中とのこと。現在スペインに輸入されている日本酒の種類には限りがあるが、日本酒は嗜好品であり一人一人気に入るお酒が異なるため、できるかぎり多くの種類のお酒を当地の皆さんにお届けしたいとトーキョー屋の佐藤博伸社長は語った。
 
最近では当地の和食レストランだけではなく、スペインレストランのワインリストにも載るようになった日本の酒。着実に当地で市民権を得ていることが感じられる。

 
今回のイベントで紹介された日本酒は下記の通り:

 

トーキョー屋 / Tokyo-Ya
 
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