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祖父が大切にしていた樹齢2000年の樹を父が売ってしまった。
スペイン・バレンシアからドイツへ。
オリーブの樹を取り戻すため、孫娘と仲間たちの旅が始まる。

 
「天使の分け前」の名脚本家とスペインの期待の女性監督が贈るヒューマンな感動作『オリーブの樹は呼んでいる』(スペイン原題 El olivo) が、5月20日より東京・シネスイッチ銀座にて、その後全国 (神奈川、沖縄、大阪、兵庫、宮城、愛知、札幌、京都、三重、岩手、長野、群馬…) にて順次上映される。
 
元女優の監督イシアル・ボジャインの夫で脚本家のポール・ラバーティが、樹齢2000年のオリーブの樹が引き抜かれて売れられているという新聞記事を読んでショックを受けたことを発端に、妻であるポジャイン監督らとともに物語を生み出した。
 
2017年ゴヤ賞 新人女優賞受賞 / 他主要3部門ノミネート
2016年ブリュッセル映画祭 観客賞受賞
2016年テンビート・フィルムフェスティバル 観客賞・主演女優賞受賞
 
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あらすじ
20歳のアルマは、気が強くて扱いにくい女の子。
オリーブ農園をやっている祖父とだけは幼い頃から深い絆で結ばれていたが、その祖父は何年も前に喋ることをやめてしまっていた。それはきっと、祖父が大切にしていた樹齢2000年のオリーブの樹を、農園の経営難から父が売ってしまったから。ついに食事もしなくなった祖父を見て、アルマはある考えに取り憑かれていく。
祖父を救う唯一の方法はオリーブの樹を取り返すことなのでは? でも、どうやって?
アルマはなんの計画も資金もないままに、変わり者の叔父と同僚のラファを嘘で丸め込み、ヨーロッパのどこかにあるはずのオリーブの樹を取り戻すため、ドン・キホーテよろしく無謀な旅へ…。

 
Youtube:attoenter2 / 「オリーブの樹は呼んでいる」予告
 
監督:イシアル・ボジャイン
脚本:ポール・ラヴァーティ
出演:アンナ・カスティーリョ / ハビエル・グティエレス / ペップ・アンブロス / マヌエル・クカラ
 
監督:イシアル・ボジャイン

マドリード生まれ。幼い頃に女優としてキャリアをスタートさせ、30作以上の映画・テレビ映画に出演。ビクトル・エリセ監督の『エル・スール』(83) ではヒロインであるエストレリャを演じ、ケン・ローチ監督の『大地と自由』(95) ではヒロインのブランカとともに闘う女性兵士マイテを演じた。1995年に監督としての長編デビュー作『HOLA, ¿ESTÁS SOLA? (HI, ARE YOU ALONE?)』を発表。監督第2作となった『花嫁の来た村』は1999年カンヌ国際映画祭国際批評家週間作品賞を受賞し、高く評価される。2003年の『TE DOY MIS OJOS (TAKE MY EYES)』はゴヤ賞 (スペイン・アカデミー賞) 作品賞ほか7部門で賞を獲得したほか多数の国際映画祭で賞を受賞。ポール・ラヴァーティが脚本を手がけた『ザ・ウォーター・ウォー』(09) でゴヤ賞13部門ノミネート / 3部門受賞、ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞を受賞。アリエル賞最優秀ラテンアメリカ映画に選ばれたほか、2010年アカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表作品にも選出されている。
 
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スペイン映画『オリーブの樹は呼んでいる』日本上映
 
劇場情報
東京:シネスイッチ銀座 5月20日 (土)〜
神奈川:横浜シネマ・ジャック&ベティ 6月3日 (土)〜
沖縄:シネマパレット 6月3日 (土)〜
大阪:テアトル梅田 6月17日 (土)〜
兵庫:シネ・リーブル神戸 6月24日 (土)〜
宮城:桜井薬局セントラルホール 7月1日 (土)〜
愛知:名古屋シネマテーク 7月15日 (土)〜
札幌:シアターキノ 7月22日 (土)〜
京都:京都シネマ 順次上映
三重:伊勢進富座 7月
岩手:盛岡中央映画劇場 順次上映
長野:塩尻 東座 順次上映
群馬:シネマテークたかさき 順次上映
※ 変更になることもありますので、上映期間・時間の詳細は直接劇場にお問い合わせください。
 
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情報元:「オリーブの樹は呼んでいる」公式サイト