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日本の伝統楽器である津軽三味線のデュオ・吉田兄弟が、2023年4月11日にサン・セバスティアンのビクトリア・エウヘニア劇場にて ”日本・バスク交流年2023” を記念し、ユニークなコンサート『YOSHIDA BROTHERS – Concierto en San Sebastián』を開催する。
 
パーカッショニストの土田祐生を迎え、津軽地方の伝統的な曲から、日本を代表する津軽三味線奏者である吉田良一郎と吉田健一、二人の創意工夫による斬新な曲までさまざまなプログラムによって、津軽三味線の音の世界をサン・セバスティアンの地で披露する。
 
伝統と現代が融合し、津軽三味線の魅力を余すところなく伝えるとともに、日本の音楽文化を代表する楽器のひとつである津軽三味線に触れていただく、最高の夜となる。

 
YouTube:吉田兄弟Yoshida Brothers / 『津軽じょんがら節』 薬師寺東塔完成記念吉田兄弟奉賛配信コンサート

 
abr2023_concierto_yoshidabrothers_prof吉田兄弟 (Yoshida Brothers)
吉田 良一郎 / 吉田 健一

2019年にデビュー20周年を迎えた、津軽三味線の第一人者、吉田兄弟。北海道登別市出身。ともに5歳より三味線を習い始め、1990年より津軽三味線奏者初代佐々木孝に師事。
津軽三味線の全国大会で頭角を現し、1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。邦楽界では異例のヒットを記録し、現在まで15枚のアルバム他を発表。2003年の全米デビュー以降、世界各国での演奏活動や、国内外問わず様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
2015年には「連載完結記念NARUTO-ナルト-展」とコラボした楽曲「PRANA」がリリースされ大きな話題となった。また、良一郎は代表的な和楽器による学校公演を中心とした新・純邦楽ユニット『WASABI』を始動させ、健一は平成27年度文化庁文化交流使としてスペイン・バルセロナに滞在し活動したことをきっかけに、現在もバルセロナ高等音楽院で津軽三味線講義を毎年行っている。
2017年は映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』日本語吹替え版主題歌として「While My Guitar Gently Weeps」で参加。また、2000万回再生を誇るレッドブル・アスリート、ジェイソン・ポールによるパルクール映像のBGM「Cool Spiral」を提供、配信。
2019年は世界10か国でレッスンと世界大会予選を行い、聖地秋葉原の神田明神ホールで世界大会決勝を開催したヲタ芸/サイリウムダンスの世界大会に、”吉田兄弟×Tom-H@ck CYALUME DANCE WORLD BATTLE テーマソング「雷 –IKAZUCHI-」を提供、配信。『東京2020オリンピック1年前セレモニー ”1Year to Go!”』ではオープニングパフォーマンスを努めた。同年、日本の有名クリエイターが「和」をテーマに世界に向かって創り上げる『GIBIATE(ジビエート)』プロジェクトへの参画が決定。
2020年7月から放送を開始する同プロジェクトのアニメオープニングテーマ曲「GIBIATE」を、LUNA SEAやX JAPANのギタリストとして活躍するSUGIZO氏と共同制作し発表。
そして本年、デビュー20周年記念アルバム「THE YOSHIDA BROTHERS」を発売。世界に通用する唯一無二の津軽三味線アーティストとして、日本伝統芸能の枠を超え、幅広い活躍が期待されている。
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“日本・バスク交流年2023” 吉田兄弟 津軽三味線コンサート

開催日時:2023年4月11日(火) 19:30h (75分)
会場:ビクトリア・エウヘニア劇場 (Teatro Victoria Eugenia)
住所:Argentinar Errepublika, 2, 20004 Donostia-San Sebastián
チケット:18€ / こちらのDonostia Kulturaのウェブサイトにて購入可能
 
主催:Donostia Kultura、国際交流基金マドリード日本文化センター
後援:三菱商事、三菱電機、日本航空
協力:サロン・デ・マンガ・アリカンテ

 
情報元:国際交流基金マドリード日本文化センター | 吉田兄弟オフィシャルサイト