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2月19日、マドリードのインスティテュート・セルバンテスにて第27回日本語弁論大会が開催され、外国語としての日本語の学習者12名が日本語での弁論の技量を競い合った。
 
今回の出場者リストと弁論のテーマ(以下敬称略)
- パブロ・サン・グレゴリオ・デ・ルカス(マドリード):一期一会
- マリア・デル・マル・エルナンデス・ムヌエラ(ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア):家族
- イサク・オルメド・マルティネス(バルセロナ):日本へ留学した時
- アドリアン・ガルシア・オルティス(マドリード):心のこもった贈り物
- アナ・ガルシア・オルガド(カセレス):アニメ VS. 現実
- イサベル A.A. (ウエスカ):ボディ―ガード・母の愛
- マルタ・オソリオ・トレス(マラガ):七夕の願い
- シャビ・モレノ(バルセロナ):砂の粒
- レネ・マテオス・バスケス(フェロル):現在に生きる武士道
- フリア・バニェレス・ロビロサ(バルセロナ):歌枕
- ルベン・サイス・サイス(クエンカ):私の夢の日本旅行
- セルヒオ・ヒメネス(マドリード):近くて遠い国、日本

 
各参加者の発表の後、サラゴサ大学現代言語センターのフランシスコ・バルベラン教授を委員長とした審査員団により選ばれた入賞者は下記の通り。

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優勝:フリア・バニェレス・ロビロサ
準優勝:シャビ・モレノ
3位:イサベル A.A.
4位:セルヒオ・ヒメネス
5位:マルタ・オソリオ・トレス
日本大使賞:レネ・マテオス・バスケス

 

 
優勝者と準優勝者には副賞として、JAL(日本航空)とJTB の提供により、スペイン・日本往復の航空券が贈られた。
 
27回目となる本年の日本語弁論大会だが、参加者の日本語能力のレベルが全般的に近年で最も高い大会であったとの感想が審査員団より述べられ、外国語として日本語を学ぶ参加者たちの努力と日本文化に対する情熱に対し、会場を埋めた聴衆より惜しみない拍手が送られた。
 
このコンクールは日西文化協会TORAの主催により、在スペイン日本大使館、スペイン外務・国際協力省、スペイン国教育文化スポーツ省、インスティテュート・セルバンテス、国際交流基金、マドリード日本人会の協力により開催された。


 
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