【終了】子供のための人形劇ワークショップ。異文化に親しもう：日本

マドリードのCírculo de Bellas Artesは、5歳から8歳までの児童と、9歳から12歳までの児童のふたつのグループに分けてワークショップ「異文化に親しもう：日本」を開催する

 

 
自然界の調和、季節の変化の美しさ、素朴さの中にある繊細さ、そして芸術を味わうための感覚。このワークショップでは、子供たちが日本芸術の歴史を身近に感じながら、これらを実際に体感する。

子供たちは、ワークショップで継続的にコミュニケーションをとり、日本古来の物語や遊戯、人形浄瑠璃文楽などの様々な作法を学ぶ。浮世絵師・歌川広重の作品を通して、子供たちは楽しみながら日本の文化や江戸時代の絵画に親しむことができるだろう。
また、新しい物語を考え出し、舞台芸術を創作し、絵の中の登場人物に命を吹き込むことによって、子供たち自身の視点を表現することができる。

 
本ワークショップは、INS-TAL-ARTEの指導によるもの。INS-TAL-ARTEは、ナタリア・カバニージャスとコンチ・デル・リオによって2013年に結成された、子供たちの創作活動に関するプロジェクトで、芸術史、演劇、人形劇に取り組んでいる。

ナタリア・カバニージャス・ソラは、サラゴサ大学にて芸術史の学士号、マドリード・コンプルテンセ大学にて演劇・舞台芸術の修士号を取得。舞踏、表現主義舞踊、文化政策、演劇、民族劇など多岐にわたるコースを受講するとともに、サラゴサ市立古典音楽舞踊学校でも学んだ。現在は芸術の勉強を続けながら、子供向けワークショップで教育に携わっている。
また、AnimalarioやNuevo Teatro Fronterizoなどの劇団とコラボレーションも行っている。

コンチ・デル・リオ・メリーノは、サン・ホルヘ大学大学院過程にて映画演出およびTV番組の制作を学んだ。演劇、表現主義舞踊、舞踏、潜在的文学などの教育を受けるだけでなく、さらにサラゴサ大学、アラゴン先端技術センター、アリシア・ルナが設立したマドリード脚本学校にて脚本コースを受講した。8年以上に渡り芸術ワークショップでクラスを受け持った経験から、多くの教育プロジェクトで演劇を教えてきた。2008年に自身の人形劇団を設立、また現在はThéâtre la Bokaに所属している。

 
インフォメーション

子供ための人形劇ワークショップ。異文化に親しもう：日本
場所：Círculo de Bellas Artes (Sala Talleres)
住所：C/ Alcalá, 42 28014 MADRID
日時：10月4日〜12月20日の土曜日（11月1日と12月6日を除く）
　　　9〜12歳の児童向けワークショップ：10時〜12時
　　　5〜8歳の児童向けワークショップ ：12時〜14時
ワークショップの総時間数：20時間
料金：一般 150€、CBA会員、両親が失業中の場合、2名以上の申込みの場合130€/名
ワークショップは、10名以上の参加をもって開催される。

 
いずれかのワークショップにお子様がご参加の場合、コース開催期間中ご両親は会員割引を利用してCírculo de Bellas Artesのアクティビティーにご参加いただけます。

 
本ワークショップ詳細は下記にお問い合わせ下さい：
Círculo de Bellas Artes
Web: http://www.circulobellasartes.com/index.php
Email：talleres@circulobellasartes.com
mangeles.garcia@cbamadrid.es
Tel：913 605 409 | 650 727 085

 
Photo：2013 “Japan Foundation student trying Bunraku puppet” by Leonardo Boiko licensed under CC BY 2.0