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スペイン&中南米ラテン諸国の最新映画祭 11月1日よりスタート!

 
スペインや中南米のラテン諸国の最新映画が、どこよりも早く日本にて上映される『ラテンビート映画祭 (Latin Beat Film Festival – LBFF)』
第15回目の開催となる今年は、東京・新宿バルト9にて11月1日〜4日 / 9日〜11日、大阪・梅田ブルク7にて11月17日〜18日、神奈川・横浜ブルク13にて11月23日〜25日にかけて開催される。
 
スペイン・マドリード出身の同映画祭プロデューサー、アルベルト・カレロ・ルゴ氏が1994年に留学生として来日し、2004年に単独で始めたラテンビート映画祭が今年で15年目の節目を迎える。
 
スペインからは、マドリード郊外のロマのコミュニティーに暮らすカルメンとロラの禁断の恋を描いたラブ・ストーリー『カルメン&ロラ』、ニューヨークのアンダーグラウンドで生きるLGBTQの人々を2007年から10年間取材し、裏の素顔や経験した差別、病気への恐怖、苦悩に迫ったドキュメンタリー『I Hate New York』、スペイン・マドリードを舞台に結婚式での催眠術ショーで性格が一変した夫とその妻を描いたスペイン・メキシコ・アルゼンチン合作『アブラカダブラ』が上映される。

 
カルメン&ロラ (Carmen y Lola)

新宿バルト9 [シアター8]
2018年11月1日 (木) 18:30h *ゲスト登壇:アランチャ・エチェバリア監督 / LGBT活動家 東小雪
2018年11月4日 (日) 16:00h *ゲスト登壇:アランチャ・エチェバリア監督

梅田ブルク7 [シアター5]
2018年11月18日 (日) 13:30h

横浜ブルク13 [シアター3]
2018年11月24日 (土) 16:00h

マドリード郊外にあるロマのコミュニティーで暮らすカルメンは、他の多くの女性たちと同じように、適齢期になったら結婚して母になる人生を歩もうとしている。一方、ロラは同じロマ出身でありながら、大学進学の希望を捨てず、鳥の絵を描きながら自立した女性になることを願っている。ロラは町で出会ったカルメンに強く惹かれるが、カルメンはロラの従兄の婚約者だった…。古い慣習に縛られる閉鎖的なロマのコミュニティーで生きる若い女性の禁断の恋をストレートに描いている。ロマのリアルな生活や音楽・ダンスも見どころのピュアなラブ・ストーリー。
監督:アランチャ・エチェバリア / 2018年 / スペイン / 103分

Youtube:Super 8 Distribución / CARMEN Y LOLA – TRAILER OFICIAL – ESTRENO 7 DE SEPTIEMBRE

 

 
I Hate New York

新宿バルト9 [シアター8]
2018年11月3日 (土) 18:30h *同時上映:Our Man In Tokyo / ゲスト登壇:グスタボ・サンチェス監督
2018年11月4日 (日) 13:30h *同時上映:Our Man In Tokyo / ゲスト登壇:グスタボ・サンチェス監督

梅田ブルク7 [シアター5]
2018年11月17日 (土) 21:00h

鏡に囲まれた部屋で暮らす妖艶なドラッグクイーン、男装の前衛アーティスト、生き辛いキューバを脱出しニューヨークにやって来たトランスジェンダー、HIVと闘う元パンクバンドのボーカリスト…。ニューヨークのアンダーグラウンドシーンで生きるLGBTQの人々を2007年から2017年までの10年間取材し、舞台上で見せる華やかな世界とは違う裏の素顔、彼らが経験した差別や病気への恐怖、苦悩に迫ったドキュメンタリー。スペイン出身のグスタボ・サンチェス監督のデビュー作で『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のJ.A.バヨナ監督が製作総指揮を務めている。
監督:グスタボ・サンチェス / 2018年 / スペイン / 75分
公式サイト / Twitter / Facebook / Instagram

Youtube:I Hate New York Movie / ‘I Hate New York’ | Trailer Oficial HD VOS Español (2018) Director: Gustavo Sánchez

 

 
アブラカダブラ (ABRACADABRA)

新宿バルト9 [シアター8]
2018年11月2日 (金) 18:30h *上映前挨拶:パブロ・ベルヘル監督
2018年11月3日 (土) 13:30h *ゲスト登壇:パブロ・ベルヘル監督

梅田ブルク7 [シアター5]
2018年11月18日 (日) 16:00h

カルメンは夫のカルロスを連れ甥の結婚式に出席。カルメンの従兄ペペの余興の催眠術ショーを茶化してやろうとカルロスは被験者を買って出る。一度はインチキだと笑い飛ばしたものの、まもなくカルロスの性格が一変。サッカーにしか興味のないダメ夫から家事に勤しむ優しい夫へと変貌する。妻カルメンは夫の身に何が起こったのか突き止めようと奔走する。『天国の口、終りの楽園。』で知られる女優マリベル・ベルドゥと個性派俳優アントニオ・デ・ラ・トレの演技が光るサスペンスタッチのヒューマンコメディ。監督は『ブランカニエベス』のパブロ・ベルヘルが務めている。
監督:パブロ・ベルヘル / 2017年 / スペイン・メキシコ・アルゼンチン / 96分

Youtube:Trailers In Spanish / Abracadabra (2017) Primer Tráiler Oficial Español
 

 

 
そして、日本とキューバ合作映画、祖国ボリビアでの抵抗運動に身を投じた日系二世の戦士、キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラからファーストネーム “エルネスト” を授けられたフレディ前村 −もう一人のゲバラ− の知られざる激動の生涯を描いた、オダギリジョー主演『エルネスト』が上映される。

 
エルネスト (Ernesto)

新宿バルト9 [シアター8]
2018年11月1日 (木) 18:30h *ゲスト登壇:オダギリジョー、阪本順治監督
2018年11月2日 (金) 21:00h

日本とキューバの合作映画『エルネスト』は激動の時代を駆け抜け、祖国ボリビアでの抵抗運動に身を投じた “日系二世の若い戦士” の鮮烈な知られざる生涯を描いた作品である。ゲバラからファーストネーム「エルネスト」を授けられ、戦士名〈エルネスト・メディコ〉と呼ばれ、ボリビアの山中にて25歳で散った青年、フレディ前村。短くも決然と濃厚な命を全うした彼は1941年、鹿児島県出身の父とボリビア人の母のもと生を受けた。フレディは医師を志しキューバの国立ハバナ大学へ留学。そこでキューバ危機のさなか、自分の運命を変えるチェ・ゲバラと出会い、人間的な深い魅力に心酔した彼は、やがて軍事クーデターから祖国を解放すべくゲバラの組織する部隊に参加、社会の不平等是正と貧困の根絶を胸にボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。
監督:阪本順治 / 2017年 / 日本・キューバ / 124分
公式サイト / Twitter / Facebook

Youtube:キノフィルムズ / 映画『エルネスト』予告篇(60秒)
 

 

 
その他にも、カンヌ映画祭で上映され、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭で観客賞に輝いた、ジャーナリズムの古典を描いたポーランド・スペイン・ドイツ・ベネルクス・ハンガリー共作アニメ『アナザー・デイ・オブ・ライフ』、イタリア・バチカン市国が制作に協力したドキュメンタリー『ローマ法王フランシスコ』など、ラテンビート映画祭ならではのラインナップが目白押し。
 
さらに今年から本格的にブラジル映画の上映も決定。閉塞感の漂うブラジル南部の都市を舞台に、デジタルな世界でしか自己表現できない孤独な若者を描いた、2018年ベルリン国際映画祭テディ賞受賞作『ハード・ペイント』や、SNSによって生じる人間関係のひずみや10代の若者が陥りがちな孤独感を描いた『サビ』などのブラジル映画5作品が上映される。

 

 

第15回ラテンビート映画祭

 
東京 [新宿バルト9]
開催期間:2018年11月1日 (木)〜4日 (日) / 9日 (金)〜11日 (日)
住所:新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目イーストビル (新宿マルイアネックス) 9F
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大阪 [梅田ブルク7]
開催期間:2018年11月17日 (土)〜18日 (日)
住所:大阪市北区梅田1-12-6 E-MA (イーマ) ビル7F
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神奈川 [横浜ブルク13]
開催期間:2018年:11月23日 (金)〜25日 (日)
住所:横浜市中区桜木町1丁目1-7 TOCみなとみらい
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第15回ラテンビート映画祭
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