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東京オリンピックに出場するサッカーU-24スペイン代表が、7月17日に神戸で日本代表と親善試合 (キリンチャレンジカップ) を行うが、日本とスペインが親善試合を行うのは初となることから、パートナーシップを結んでいる日本サッカー協会 (JFA) とスペインサッカー連盟 (RFEF) 主催により、オリンピック参加選手と日本人学校の生徒達との文化交流会が実施された。
 
7月8日、東京オリンピックに向け合宿中のU-24スペイン代表からマルコ・アセンシオ (レアル・マドリード)、ブライアン・ヒル (セビージャ)、ミケル・メリーノ (レアル・ソシエダ) が参加し、スペインサッカー連盟からプレゼントされたマフラーを首に巻いたマドリッド日本人学校の生徒たちからの質問にオンラインで答えた。

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サッカー選手になる夢をどうやって実現したのかと聞かれたマルコ・アセンシオ選手は「家族がサッカー好きだったから、小さい頃から兄弟や友達とたくさんサッカーをしてきた。そして一生懸命トレーニングしてきたことが、夢の実現に繋がったと思うよ」と答え、お菓子やコーラは好きですか?という子供らしい質問には「甘いものは大好きだけど、僕はサッカー選手だから体が財産だと思って大切にしているよ。だから特別な日だけの楽しみにして、普段は我慢しているよ。」と優しく答えた。
 
オリンピックは楽しみですか?と聞かれたミケル・メリーノ選手は「東京オリンピックでは、選手村に入ることから日本で見るのも全ての経験を楽しみにしている。そして仲間と協力してメダルを目指すよ。」、さらにオリンピック選手に選ばれるためにどんな努力をしたのかに対しては「通常、夏はサッカーをする時期ではなく、暑い夏に練習することはとても大変なことだけど、この時期に走ったりすることがとても大事だと思うよ。仲間とオリンピックに向けて暑い中頑張っています。」と答えてくれた。
 
サッカーを続けていられるのはなぜ?という質問には、ブライアン・ヒル選手が「小さい頃からいつも足の上にサッカーボールがあるような生活をしていたし、家族も友達もみんなサッカーが大好きなんだ。その時の気持ちが今も変わってないからだよ。」、どうやってドリブルが上手くなったの?という質問には「秘訣は小さな頃からたくさんボールを蹴ること、ドリブルをすることだと思う。練習しながら自分の得意なことを見つけること。ドリブルはとても楽しいよ!」と答えた。
 
子供達の質問に丁寧に答えてくれた3選手に対し、最後に生徒の一人から「オリンピック頑張って下さい。今回の機会は僕の一生の宝物です。」とお礼が述べられ、さらに他の生徒も「僕はサッカーが好きだから、この貴重な機会がとても嬉しかったです。オリンピックではスペインを応援します。頑張って下さい。」とエールを送った。
 
マドリッド日本人学校の生徒たちから贈られた、全生徒からのメッセージが書き込まれたスペインと日本の国旗を、選手たちがチャーター機で日本に向かう際に一緒に持って行ってくれることを約束してくれたことで、親善試合やオリンピック本番の映像に映るかもしれない、と生徒たちも楽しみにしている。

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キリンチャレンジカップ 日本 vs スペイン
7月17日(土) 19:20キックオフ

 

 
YouTube:Selección Española de Fútbol (SeFutbol) / Nuevos lazos entre Japón y España | SEFUTBOL

 
情報・画像提供:日本サッカー協会 | スペインサッカー連盟 | マドリッド日本人学校