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ピカソ90年の画業をたどる回顧展

 
ひろしま美術館開館45周年記念となる特別展『ピカソ 青の時代を超えて』は、国内でも屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館との共同企画展として、ひろしま美術館にて2月4日から5月28日まで開催。
 
誰もが知るスペインの天才画家パブロ・ピカソ (Pablo Picasso/1881-1973)。時代ごとに様々に変容するピカソの作品は、91年の生涯を通して10万点近く残されている。20代前半の若きピカソが、青色の絵の具を用いて人生の悲哀や葛藤をメランコリックに描き出したこの数年間は「青の時代」と呼ばれた。その後ピカソは、彼の原点とされるこの「青の時代」を超えて、実験的なキュビズムの探究、さらに円熟期から晩年へと生涯を通じて様々な試みを行なっている。
 
二館の珠玉のピカソ・コレクションに、それぞれの時代を彩る国内外の貴重な作品群を加えた、約70点の作品で、ピカソの幅広い創作活動が紹介される。また本展では、両館がこれまで欧米の美術館の協力を得て深めて来た最新の科学技術を用いた調査や研究を通して、ピカソの制作のプロセスに焦点を当て、20世紀の巨匠が遺した創造の軌跡に迫る。

 

ひろしま美術館開館45周年記念展『ピカソ 青の時代を超えて』
 
会期:2023年2月4日(土)〜5月28日(日) 9:00〜17:00 (入館16:30まで) 会期中無休
会場:ひろしま美術館 (広島市中区基町3-2)
入館料:一般1,800円 (1,600円) / 大学生1,300円 (1,100円) / 高校生以下は無料
    *( )内は前売りまたは20人以上の団体料金
    前売り券発売所は美術館公式サイトを参照ください
 
ひろしま美術館
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情報元:ひろしま美術館