ユニクロのスペイン3店舗目となるマドリード・セラーノ店がついにオープン

2019年10月17日、ついにUNIQLO (以下、ユニクロ) のマドリード初店舗となるセラーノ店がオープンした。
この日を心待ちにする200人以上が雨の降りしきるなか長蛇の列をなし、その最初の扉が開く瞬間を待った。
すでにスペインではバルセロナに2店舗オープンしているユニクロ。3店舗目となるマドリードのセラーノ店は、市内でも高級店が並ぶサラマンカ地区のゴヤ通り、通称「ゴールデンマイル」にある19世紀からの歴史ある建物にその初店舗をオープンさせた。
1,590㎡の広さの店内に入ると、1階と地下1階の2フロアを繋ぐエレベーターを内装した大きな柱に描かれているタイル壁画が目に止まる。スペイン人イラストレーター、ゴンサロ・ムイニョ氏により3面に描かれているのは、マドリードの街の生活とユニクロのコンセプト “LifeWear” を融合させたオリジナルデザインである。

オープン前日の16日には、インフルエンサーやファッションアイコン、ジャーナリスト、モデル、俳優、デザイナーなど、スペインの著名人約1000人が招待されオープニング・セレモニーが催された。
マドリード店のアンバサダーとして選ばれた6名の著名人、サマンサ・バジェホ・ナヘラ (女性シェフ)、ゴンサロ・フォンセカ (クリエイター)、アメリカ・バレンスエラ (ジャーナリスト)、ペラージョ・ディアス (スタイリスト・ファッションデザイナー)、エバ・ルイス (アーティスト)、そして日本でも広く知られるフィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデス、さらに在スペイン日本国大使の水上正史氏も駆けつけ、ユニクロ欧州CEO守川卓氏と共に日本酒の鏡開きで開店を祝った。
ユニクロ衣類を身につけた招待客のひとりに伺うと「何よりも品質の良さが素晴らしい。シンプルなデザイン性も飽きがこなくて最高だ。今日も何点か購入していくつもりでいるよ。」と自身の生活やファッションスタイルに合っているお気に入りのブランドであることを語ってくれた。

ユニクロ欧州CEO守川氏は、マドリードへの出店について「オープンがこの時期になったのは、マドリードでここのような最適な立地を探すのに2年かかった。ユニクロは平均的な価格水準の衣料品店ではあるが、高級ブランド店が立ち並ぶこのエリアには、たくさんのショッピング客が訪れるため決定した。」「手頃な価格でありながら、“シンプルで機能的、かつ高品質” であるユニクロの製品は、満足いくものであることが分かってもらえると思う。」「スペインはドイツやイギリスよりも暖かい。夏が長く、冬は短い。気候のニーズに合わせてコレクションの一部を調整していく。」と顧客のニーズに合わせた展開をしていくことを語った。
スペインでバルセロナの2店舗しか展開していない中、オンライン購入者の約30パーセントがマドリードからであったことも、マドリード店のオープンに関係しているのだろう。

ユニクロ “LifeWear”
「あらゆる人の生活を、より豊かにするための服。
美意識のある合理性を持ち、シンプルで上質、そして細部への工夫に満ちている。
生活ニーズから考え抜かれ、進化し続ける普段着」
マドリード店では、女性、男性、子供、赤ちゃん向けのベーシックな家族全員に対応するコレクションのほか、UTグラフィックシャツや、国際的デザイナーJWアンダーソンとのコラボレーションコレクションなども販売されている。
ユニクロはこの後、同月30日にはバルセロナ3店舗目となるディアゴナル店を、ペドラルベス地区のショッピングセンターPedralbes Centre (Avinguda Diagonal, 609) 内1階に930㎡の販売面積にてオープンする。
住所:Calle de Goya, 6, 28001 Madrid, España
営業時間:月〜土曜 10:00〜21:00 / 日曜 12:00〜20:00
ユニクロ スペイン
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