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スペインのシッチェス映画祭でプレミアム上映された、アニメーション映画監督 細田守が辿り着いた渾身の最新作『竜とそばかすの姫 (スペイン題:BELLE)』が、2022年3月25日よりスペイン全土の映画館にて上映されている。
 
『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018) などの作品で青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖など、さまざまな作品テーマで日本のみならず世界中の観客を魅了し続ける細田守監督が、2021年に新たに世に送り出したのは、母の死により心に大きな傷を抱えた10代の少女の成長を描いたオリジナル長編アニメーション『竜とそばかすの姫 』。
 
細田監督ならではのリアル×ファンタジーの絶妙なマリアージュと、かつてない圧倒的スケールの物語を実現させるため、役者、音楽、デザイン、アニメーション、CGなど各ジャンルに多様性あふれる才能が集結した。

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50億人がすれ違う美しくも残酷な仮想世界。
ベルの歌声は世界を変える──
 
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。
曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U (ユー) >に参加することに。<U>では「As (アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。
やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し。
<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが──。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

 
YouTube:東宝MOVIEチャンネル / 『竜とそばかすの姫』予告1
 

 

『竜とそばかすの姫』スペイン公開
 
スペイン公開日:2022年3月25日
 
映画『竜とそばかすの姫』
原作・脚本・監督:細田守
キャスト:中村佳穂、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら
公式サイト | Twitter | Facebook | Instagram

 
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情報元:『竜とそばかすの姫』公式サイト | acontrafilms