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9月20日、マドリードの在スペイン日本大使公邸にて、マドリード自治大学哲学文学科教授で、 同大学東アジア研究センター所長でもある、タシアナ・フィサック・バデル氏への、旭日小綬章叙勲伝達式が開催され、在スペイン日本国特命全権大使 水上正史氏より同章が手渡された。
 
旭日章は、社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与されるもので、日本との国際交流の促進や日本文化の普及もその対象に含まれる。
 
同氏はその長年の活動を通じて、スペインにおける日本研究、日本語教育の発展及び日本文化理解の促進に寄与したことを認められ、今回の受章となった。

 
タシアナ・フィサック・バデル氏


アルコベンダス、1960年生まれ
マドリード自治大学哲学文学科教授で、中国語と中国文学を専門とする。1993年より、自らが開設に携わった同大学東アジア研究センター所長を兼任。ナポリ東洋大学インスティテュートにて現代外国語文学 (東洋) の博士号を取得。
スタンフォード大学、オックスフォード大学、レイデン大学、ノース・カロライナ大学、中国社会科学アカデミー、北京大学、北京外語大学の客員研究員を務めた。REDIAO (Red Iberoamericana de Investigaciones de Asia Oriental)の推進者の一人。多くの著作や記事を公開している。
高名な建築家で「ラ・パゴダ」の著者でもあるミゲル・フィサック氏(1913-2002)のご息女。

 

 

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