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若き歌舞伎界のプリンス中村壱太郎尾上右近が作り上げ、「踊り」と「魅せる」にこだわった歌舞伎史上初の試みである『ART歌舞伎』が、国際交流基金マドリード日本文化センターの共催により、スペイン、ポルトガル、ラテンアメリカ及びアメリカ限定にて、2月15日〜3月14日まで無料配信される。
 
新型コロナウイルス感染症の影響により劇場公演が中止される中、新しい形での公演実施方法を検討し、日本国内外で動画配信サービスを使用した『ART歌舞伎』公演開催を決定。
 
歌舞伎俳優・中村壱太郎が総合演出し基盤を作り上げた本作には、歌舞伎俳優・尾上右近が出演。その他にも、日本舞踊家の花柳源九郎、藤間涼太朗が出演。音楽は、中村智弥 (箏、二十五絃箏)、浅野祥 (津軽三味線)、藤舎推峰 (笛)、山部泰嗣 (太鼓)、友吉鶴心 (琵琶) といった国宝級の和楽器奏者たちが参加。さらに、モード界でワールドワイドに活躍する、冨沢ノボル、里山拓斗、edenworksといった豪華布陣が集結し、ヘアメイク・衣装も本作のために構想・製作されている。
 
歌舞伎史上初の試み、繊細な美しさ、そして圧倒的な躍動と迫力の世界を体感するまたとない機会となる。
 
こちらの国際交流基金マドリード日本文化センター公式サイトにて3月14日まで、スペイン語、ポルトガル語字幕 / オリジナル日本語にてオンライン視聴が可能。

 
Youtube:ART歌舞伎公式チャンネル / 「中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎」予告編映像
 

 
“神様に感謝すること” を意識して構成された音楽と舞踊で魅せる1・2・3幕と、「輪廻転生」の中で引き継がれる「こゝろ」の存在や男女が織りなす「美しい世界」を描いた創作舞踊劇の4幕で構成される80分間の演目。
 
1. 四神降臨 (ししんこうりん)
古(いにしえ)より、四方の方角にはそれぞれ霊獣が神として司られていると伝えられている。東より青龍、南より朱雀、西より白虎、北より玄武の四神が集う時、厄難は去り、霊獣は各々の力を漲り、人々は宴を求め、新たな物語が始まる。
 
2. 五穀豊穣 (五穀豊穣)
民は豊作を祈り、それを歌にのせて唱え、祈りとして納める。民謡という文化は日本人の心内、忘れていた郷土心を呼び起こし、神への感謝、神前にて執り行う儀式、”舞”の前兆の音色が奏でられる。
 
3. 祈望祭事
鈴を鳴らし、大地を踏み鳴らし、豊作を願う民人。これらはすべて儀式に則り執り行われる。天地人、全てが一体となった時、果たして人間はどこまで踊り狂うのだろうか…
 
4. 花のこゝろ – 創作舞踊物語 –
輪廻転生。人は生まれ、そして死ぬ。でも、どこかでその「こゝろ」は続いている。夫と子を亡くした女と、戦いに生きる意味を見出す男。2人は何を求め、互いに信じ合うのか。この世なのか、あの世なのか、「美しき世界」は必ずや存在する。 琵琶の語りで繋ぐ創作舞踊物語。

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中村壱太郎 × 尾上右近 『ART歌舞伎』
 
上映開始予定日:2021年2月15日(月)〜3月14日(日)
 
会場:国際交流基金マドリード日本文化センターの公式サイトにてオンライン視聴可能
配信国:スペイン、ポルトガル、中南米諸国、米国 限定
視聴料:無料
登録:不要
 
中村壱太郎 × 尾上右近 ART歌舞伎
公式サイト | Twitter | Instagram | YouTube
 
共催:国際交流基金マドリード日本文化センター

 

 
情報元:国際交流基金マドリード日本文化センター | ART歌舞伎