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2022年11月28日、マドリード市内のイベントスペース Truss Madrid (WiZink, Jorge Juán 99, Madrid) にて、JETRO (ジェトロ:日本貿易振興機構) 主催による日本食材と日本酒を紹介するプロモーションイベント『GASTRO JAPÓN』が開催された。
 
今回のプロモーションイベントには、地元の和食レストラン及びケータリング関係者、料理学校の生徒など飲食業界関係者約170名が招待され、会場のステージではバルセロナのミシュラン1つ星和食レストラン「Koi Shunka」の松久秀樹オーナー兼料理長によるショークッキングや、スペインにおける日本酒の第一人者である酒ソムリエのロジェール・オルトゥーニョ氏による日本酒のプレゼン等が行われた他、日本食材と日本酒の輸入卸売業者4社 (TOKYO-YA, S.A. / Cominport / S&A / ISSé JAPAN) による日本酒試飲会や商談などが行われた。
 
イベントに参加していた料理学校の生徒は、「和食のショークッキングも日本酒のプレゼンもとても面白く、特に松久シェフが細かく食材の扱い方を説明してくれたのはとても勉強になった。和食は特にひとつひとつの材料の良さを大事にして引き出そうとするところが素晴らしいと思う。また食材に対する包丁の技も素晴らしい。日本酒は種類が多くて複雑な部分もあると思うが、とても美味しいと思うし、世界中のいろいろな料理とのマリアージュが可能な飲み物だと思う。今後も和食は世界中で伸びていくだろうと感じます」との感想を述べた。

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JETROでは「海外における日本産食材サポーター店認定制度」を運営している。これは「良質で安全な、日本の食材とお酒等を世界の人々に伝える」取り組みに共感し、世界各地から発信してくれるパートナーを認定するしくみ。本制度は、日本産農林水産物・食品の海外発信を強化するためのもので、農林水産省が定めた「海外における日本産食材サポーター店の認定に関するガイドライン」に基づき運営されており、2022年10月時点でのサポーター店は世界中で8,632店舗。ヨーロッパでの認定店はフランス205店、イタリア108店、ドイツ74店に続いて、スペインでも現在までに約60店舗が同認定を受けているとのこと。
 

認定ロゴマーク

認定ロゴマーク

日本産食材サポーター店となることで以下のメリットが期待できる:

  • ブランディング
    日本産の良質で、安心・安全な食材を販売・活用していることを訴求
  • 食材の情報
    日本産食材の流通ネットワークと交流、情報交換により良質な食材を確保
  • PR効果
    農林水産省のWebサイト「Taste of Japan」や各種広報媒体で店舗のPR

 サポーター店となるには 

サポーター店認定を希望される日本産食材・酒類を使用しているレストラン・酒専門店、日本食材・酒類を取り扱う小売店の方は、こちらのJETRO「海外における日本産食材サポーター店認定制度」ページをご参照下さい。

JETRO / 日本貿易振興機構 (ジェトロ)
マドリード事務所
住所:C/Pedro Teixeira 8, Edificio Orense 34, Norte-Planta 9 28020 Madrid, ESPAÑA
TEL:+34 913 912 100
Webサイト

 

 
取材協力:JETRO Madrid