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スペイン&中南米ラテン諸国の最新映画祭

 
スペインや中南米のラテン諸国の最新映画が、どこよりも早く日本にて上映される『ラテンビート映画祭 (Latin Beat Film Festival – LBFF)』。第16回目の開催となる今年は、東京・新宿バルト9にて11月7日〜10日 / 15日〜17日、神奈川・横浜ブルク13にて11月29日〜12月1日、大阪・梅田ブルク7にて12月6日〜8日にかけて開催される。
 
スペイン・マドリード出身の同映画祭プロデューサー、アルベルト・カレロ・ルゴ氏が1994年に留学生として来日し、2004年に単独で始めたラテンビート映画祭が今年で16年目を迎えている。
 
今回の映画作品の中には、来るオリンピックイヤーに開催されるアカデミー賞に各国代表としてノミネートされている作品や、去る9月に開催されたサン・セバスティアン国際映画祭 (スペイン) で最優秀映画賞を獲得した作品なども。

 

[東京国際映画祭] 共催作品

 
戦争のさなかで (Mientras dure la guerra)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月9日(土) 13:30
  • 神奈川・横浜ブルク13 [シアター3] 2019年12月1日(日) 16:00
  • 大阪・梅田ブルク7 [シアター5] 2019年12月8日(日) 13:30

1936年のスペイン・サラマンカ。著名な思想家でサラマンカ大学総長のミゲル・デ・ウナムーノは、スペイン国内の混乱の収束を望み、反乱軍の支持を決意。だがウナムーノは共和国政府を批判したことで大学総長の職を解かれる。一方、反乱軍を指揮するフランコは密かに軍を強化し、内戦は泥沼化。まもなくウナムーノの友人や同僚も投獄されてしまう。20世紀のスペインを代表する思想家ウナムーノの視点から、軍事国家に突き進むスペイン社会を描いた骨太の社会派ドラマ。監督は『海を飛ぶ夢』のアレハンドロ・アメナバール。
監督:アレハンドロ・アメナバール / 2019年 / 107分 / スペイン・アルゼンチン

Youtube:Buenavistacine / “Mientras Dure La Guerra” de Alejandro Amenábar | Tráiler Final | HD
 

 
ファイアー・ウィル・カム (Lo que arde)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月8日(金) 18:30 / 2019年11月9日(土) 16:00
  • 大阪・梅田ブルク7 [シアター5] 2019年12月6日(金) 21:00

スペイン・ガリシア地方の森の中。アマドールはバスに揺られながら故郷に帰ってくる。放火の罪で2年ものあいだ服役し、仮釈放になったのだ。森の奥に立つ古い家で待っていたのは老いた母ベネディクタと3頭の牛。母と息子は静かに森の静寂の中で生きていく。演技経験のない二人を主役に起用し、自然と対話しながら生きる母と息子の生活を静かに追っていく。ガリシア地方はスペインでも火災の多い地域として知られている。2019年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で審査員賞受賞。
監督:オリヴァー・ラクセ / 2019年 / 85分 / スペイン・フランス・ルクセンブルク

Youtube:The Upcoming / Fire Will Come (O Que Arde) new clip official from Cannes – 1/2.
 

 

 

LBFF2019作品

 
8月のエバ (La virgen de agosto)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月7日(木) 18:30 / 2019年11月9日(土) 18:30
  • 大阪・梅田ブルク7 [シアター5] 2019年12月8日(日) 18:30

33歳のエバは、多くの人がバカンスに出かけてしまう8月に、マドリードにとどまることに決めている。人の減った都会の休日を一人で気ままに過ごしていたエバは、ある野外イベントに参加し、今まで縁がなかった人々との出会いを経験する。バカンスシーズンを一人で過ごす女性が、ゆっくり自らと向き合い、新しい自分を見つけていく日記風の青春ストーリー。
本年のカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で審査員特別賞受賞。監督のホナス・トルエバは『チコとリタ』、『ふたりのアトリエ ~ある彫刻家とモデル』の巨匠フェルナンド・トルエバ監督の息子である。
監督:ホナス・トルエバ / 2019年 / 129分 / スペイン

Youtube:Trailers y Estrenos / La virgen de agosto – Trailer (HD)
 

 
列車旅行のすすめ (Ventajas de viajar en tren)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月10日(日) 13:30
  • 大阪・梅田ブルク7 [シアター5] 2019年12月6日(金) 18:30

編集者のエルガは、電車の中でアンヘル・サナグスティンと名乗る精神科医と知り合う。アンヘルはエルガに、今まで診た患者の中でもっとも印象に残ったという、異常なまでにゴミに執着する妄想男マルティンの話を聞かせる。
『ホーリー・キャンプ!』のマカレナ・ガルシア、『エル・ニーニョ』のルイス・トサル、『マルティナの住む街』のキム・グティエレスなど、LBFFでもおなじみのスペインの豪華スターが共演するエンターテインメント・サイコスリラー。
監督:アリッツ・モレノ / 2019年 / 103分 / スペイン・フランス

Youtube:Filmax / VENTAJAS DE VIAJAR EN TREN.
 

 
イコール (Equals)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月16日(土) 18:30 *「ファヴェーラの娘」と同時上映
  • 神奈川・横浜ブルク13 [シアター3] 2019年11月30日(土) 18:30 *「ファヴェーラの娘」と同時上映
  • 大阪・梅田ブルク7 [シアター5] 2019年12月7日(土) 13:30 *「ファヴェーラの娘」と同時上映

デートアプリを通じて知り合った20代の男女、アレックスとルス。二人は常に行動を共にし、お互いを真似し合い、趣味も共有する仲だ。まるで合わせ鏡のような二人だったが、アレックスはルスの小さな変化に気づく…。
2006年に刊行された日本の漫画家うめざわしゅんの短編集『ユートピアズ』の第二話『オソロ』が原作の短編ドラマ。
監督:ハビエル・ヤニェス・サンス / 2019年 / 20分 / スペイン

Youtube:Javier Yañez / Trailer EQUALS Shortfilm
 

 

 

日本映画

 
六月の蛇 (A Snake of June)

  • 東京・新宿バルト9 [シアター3] 2019年11月15日(金) 18:30

塚本監督自身が「出発点であり、ひとつの到達点」という本作は、20年間塚本監督が温めていたアイデアがベース。
死の病を宣告されたストーカーにより、変態的な陵辱を強要される人妻を描く。共にガンに侵された男女の性的な駆け引きに、女の夫が絡む奇妙な三角関係が、梅雨の東京で展開され、大量の雨と切なく震える感情で画面はしっとりと濡れていく。
『野火』『斬、』の監督、大河ドラマ『いだてん』では俳優として活躍する塚本晋也による作品。2002年のベネチア国際映画祭で審査員特別大賞を受賞したエロティック・ドラマ。
監督・出演:塚本晋也 / 2002年 / 77分 / 日本

Youtube:Official海獣シアター / 六月の蛇 A SNAKE OF JUNE
 

 

ラテン・ビート映画祭2019
 
東京・新宿バルト9
2019年11月7日(木)~10日(日) / 11月15日(金)~17日(日)
東京都新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目イーストビル(新宿マルイアネックス)9F

 
神奈川・横浜ブルク13
2019年11月29日(金)~12月1日(日)
神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1-7 TOCみなとみらい

 
大阪・梅田ブルク7
2019年12月6日(金)~8日(日)
大阪府大阪市北区梅田1-12-6 E-MA (イーマ) ビル 7F

 
Latin Beat Film Festival 2019
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