[日本] スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督 待望の最新作『ペイン・アンド・グローリー』日本公開

過去の悲しみも輝きも抱きしめて―
人生の最終章まで楽みたいあなたに贈る人生賛歌
2019年カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで喝采を浴び、アントニオ・バンデラスが主演男優賞に輝いて以来、本年度の賞レースの一角に鮮やかな足跡を残し続ける注目作。アカデミー賞®でも、国際長編映画賞と主演男優賞の2部門にノミネートされた、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の待望の最新作『ペイン・アンド・グローリー (原題:Dolor y Gloria)』が、6月19日よりTOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマ他にて公開中。
今や名匠として世界中からリスペクトされている存在のアルモドバルが70歳という円熟期を迎え、自らの命を注ぎ込んだ、初の自伝的な作品を完成させた。人生の深みに分け入るテーマと、独自の感性による美しい映像で全盛期を想起させると共に、奥行きのある味わい作品と、各国メディアからも手放しの絶賛を受ける最高級の逸品がついに日本にも披露される。
アルモドバル監督を投影させたサルバドールを演じるのが、アントニオ・バンデラス。アルモドバル監督の『セクシリア (1982年)』でデビューして以来、共に歩んできた監督の「今回ほど一体感を覚えたことはない」と語るバンデラスの演技は、新境地を開いたと称えられている。そしてアルモドバルのミューズ、ペネロペ・クルスも母親役として出演。
人は誰しも、立ち止まることがある。けれども勇気を出して過去と向き合えば、痛みと共に必ず愛と喜びがあったことに気づくはず。幸せな記憶はもちろん、その痛みさえも抱きしめれば、自分を許して再び歩き出すことが出来る。人生100年時代がやってきたと言われる今、人生の最終章まで楽しむ術を見せてくれる、感動の人間賛歌。
あらすじ
脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)は、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今も消えることなく残っていた。そんなとき32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。そして記憶のたどり着いた先には・・・。
YouTube:キノフィルムズ / 6/19公開『ペイン・アンド・グローリー』本予告
日本公開日:2020年6月19日 (金)〜 TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他
公開劇場情報はこちら
配給会社:キノフィルムズ
『ペイン・アンド・グローリー』
監督:ペドロ・アルモドバル / 2019年 / 113分
出演:アントニオ・バンデラス、アシエル・エチェアンディア、レオナルド・スバラーニャ、ノラ・ナバス、フリエタ・セラーノ、ペネロペ・クルス
公式サイト | Twitter



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