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今年で5回目となる在スペイン日本大使館主催『日本映画上映会 (Ciclo de Cine Japonés)』が、2022年4月21日から28日にかけてマドリードのKinépolis Madrid Ciudad de la Imagenにて開催され、最新の日本映画を映画館にて無料で楽しむことができる。
 
今回上映される5作品は、世界70の映画祭で40冠を達成した令和インディーズ映画の異端児・串田壮史監督によるロマンス・ホラー「写真の女」、累計発行部数1000万部を超える人気漫画が実写映画化された英勉監督による「東京リベンジャーズ」、カンヌ国際映画祭にて脚本賞ほか4冠とアカデミー賞にて国際長編映画賞を受賞するなど、今一番話題の濱口竜介監督による「ドライブ・マイ・カー」、世界中のアニメーションファンを魅了する細田守監督による「竜とそばかすの姫」、物語の圧倒的スケールから映像化は不可能と言われてきたベストセラー小説を映像化した安藤雅司・宮地昌幸監督による「鹿の王 -ユナと約束の旅」。
 
抽選で当たる無料チケット (2枚1組) への申し込みは、E-mailにてタイトルに「希望する映画タイトル」、本文に「お名前 (氏名)」を明記の上、ciclo_japon@zinkingon.orgまでお送りください。

 

 
写真の女 (Woman of the photographs)

  • 2022年4月21日(木) 19:00h

その写真の私と、結婚したいと思いますか?
時が止まったような父の残した写真館で、レタッチ (写真の加工修正) を行う女性恐怖症の男・械は、ある日、体に傷がある女キョウコと出会う。械はキョウコに頼まれ、画像処理によって傷のない美しい姿を生み出す。その姿に魅了されるキョウコであったが、心の奥底で自分の存在が揺らぎ始める。理想の自分と現実の自分、二つの自分の溝に落ちたキョウコは、精神的混乱に陥ってゆく。やがて、完全に自分を喪失するキョウコ。もはや、自分だけがキョウコを救うことができると感じた械は、死を覚悟して女を愛する決意をする。(公式サイトより)
 
監督・脚本:串田壮史 / 89分 / 2021年
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Youtube:写真の女 / 映画「写真の女」100秒予告
 

 
東京リベンジャーズ (Tokyo Revengers)

  • 2022年4月25日(月) 19:00h

仲間との絆。大切な人との未来。譲れないものを守るための男たちのリベンジがいま始まる。
負け犬フリーター=タケミチの元恋人ヒナタが殺された。事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落、目覚めた先はなんと10年前──
負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代にタイムリープしてしまった。もう一度繰り返される、あの頃。最悪の過去でようやく見つけたヒナタを救う唯一の方法は、ヤクザも恐る危険な組織 “東京卍會” を消滅させること。熱い仲間たちとの出会いの中で、ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは弱虫だった “過去” の人生にリベンジし、“今” を変えられるのか?
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」(講談社「週刊少年マガジン」連載中) / 監督:英勉 / 2020年 / 90分
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Youtube:ワーナー ブラザース 公式チャンネル / 映画『東京リベンジャーズ』本予告
 

 
ドライブ・マイ・カー (Drive my car)

  • 2022年4月26日(火) 19:00h

妻との記憶が刻まれた車。孤独な二人が辿り着く場所──。
俳優であり演出家の家福は、愛する妻と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさきだった。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごすなかで、それまで目を背けていたあることに気付かされていく──。
原作:村上春樹 / 監督:濱口竜介 / 2021年 / 179分
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Youtube:BITTERSENDinc / カンヌ国際映画祭 全4冠!映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告
 

 
竜とそばかすの姫 (Belle)

  • 2022年4月27日(水) 19:00h

50億人がすれ違う美しくも残酷な仮想世界。ベルの歌声は世界を変える──
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U (ユー) >に参加することに。<U>では「As (アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し。<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが──。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。(公式サイトより)
原作・脚本・監督:細田守 / 2021年 / 121分
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Youtube:東宝MOVIEチャンネル / 『竜とそばかすの姫』〈U〉スタンダード編
 

 
鹿の王 -ユナと約束の旅 (The Deer king)

  • 2022年4月28日(木) 19:00h

「鹿の王」、それは仲間のために命を懸けて戦う者たちのこと──。今、この時代だからこそ観るべき医療冒険ファンタジーがここに誕生した。これは、運命に抗い、信念に生きた者たちの、壮大な愛の物語。
かつてツオル帝国は圧倒的な力でアカファ王国に侵攻したが、突如発生した謎の病・黒狼熱 (ミッツァル) によって帝国軍は撤退を余儀なくされた。以降、二国は穏やかな併合関係を保っていたが、アカファ王国はウィルスを身体に宿す山犬を使ってミッツァルを再び大量発生させることで反乱を企てていた。ミッツァルが国中で猛威を振るう中、山犬の襲撃を生き延びたヴァンは身寄りのない少女ユナと旅に出るが、その身に病への抗体を持つ者として、治療薬開発を阻止したいアカファ王国が放った暗殺者サエから命を狙われることになる。一方、治療薬を作るためヴァンの血を求める医師のホッサルも懸命にヴァンを探していた。様々な思惑と陰謀が交錯した時、運命が動き始める。(公式サイトより)
原作:上橋菜穂子「鹿の王」(角川文庫・角川つばさ文庫/KADOKAWA刊) / 監督:安藤雅司・宮地昌幸 / 2021年 / 120分
公式サイト | Twitter

Youtube:東宝MOVIEチャンネル / 映画『鹿の王 ユナと約束の旅』予告②

 

第5回 日本映画上映会

 
開催期間:2022年4月21日〜28日
会場:Kinépolis Madrid Ciudad de la Imagen
住所:Calle edgar neville, Pozuelo de alarcón, Madrid
 
主催:在スペイン日本国大使館

 

 
情報元:在スペイン日本国大使館