[日本] 展示会『スペインーコミックとスポーツ展』

スペインにおける “コミック” と “スポーツ” の新たな発見ができる展示会『スペインーコミックとスポーツ展』が、2021年9月10日まで東京の駐日スペイン大使館にて開催されている。
　
一般公開前に行われたオープニングセレモニーにゲスト参加した、スペイン史上最多のスポーツタイトルを獲得したサッカー選手であるアンドレス・イニエスタ選手 (元FCバルセロナ、現ヴィッセル神戸) は、「この展示会は日本の皆さんに楽しんで頂けるものだと思いますし、スペインのコミック文化も知って頂きたいと思います」とコメント。さらに漫画家の高橋陽一先生 (キャプテン翼著者)も、「スペインでも実はこのようなスポーツ漫画があるということをここに来て知りました。素晴らしい作品ばかりで、僕も非常に刺激を受けて見させてもらいました。」とコメントしている。
　
会場となる駐日スペイン大使館に展示されている作品には、2010年南アフリカ開催のサッカーワールドカップのスペイン代表を描いた「僕らが世界チャンピオンになった年」や、イニエスタ選手を描いたコミック「イニエスタ」、そしてサッカー以外にも、2006年日本開催の男子バスケットボール世界選手権でのスペイン優勝を描いた「Big in Japan (Grande en Japón)」、21歳の若さで4度も世界選手権チャンピオンに輝いたオートバイレーサーのマルク・マルケスの数々の成功ヒストリーや人生を写実に描いたコミック「Marc Márquez：夢が叶うまで」、26個のメダル獲得を誇る競泳のテレサ・ペラレス選手を描いた「Teresa Perales. El cómic」など、スペインのスポーツ界を描いた数多くのコミック作品が拡大パネルで展示されている。