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国際交流基金による日本映画の祭典『JFF日本映画祭 スペシャルワールドツアー2024』がスペイン、ドイツ、メキシコ、ペルーの4ヶ国で開催される。
 
過去3年間に製作された日本映画の中から選出されたスペイン未公開の6作品が、バルセロナではCinemes Gironaにて、マドリードではCineteca Madridにて、2024年2月20日から25日にかけて上映される。
 
スペイン語字幕付きオリジナル日本語版で上映される作品は、吉田恵輔監督の2作品「BLUE/ブルー」(2021年)と、「空白」(2021年)、瀬々敬久監督「譲られなかった者たちへ」(2021年)、前田哲監督「水は海に向かって流れる」(2023年)、小泉徳宏監督「線は、僕を描く」(2022年)、そして成島出監督の「銀河鉄道の父」(2023年)。

YouTube:Fundación Japón Madrid / Japanese Film Festival Special World Tour 2024 – Trailer Madrid y Barcelona

 

 
BLUE / ブルー (BLUE)
バルセロナ:2024年2月24日(土) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月21日(水) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Azcona)

 
リアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続ける吉田恵輔。30年以上続けてきたボクシングを題材に自ら脚本を書き上げ、「流した涙や汗、すべての報われなかった努力に花束を渡したい気持ちで作った」と語る本作で描いたのは、成功が約束されていなくとも努力を尽くす挑戦者たちの生き様。主演は演技派俳優として確固たる地位を築く松山ケンイチ。同じジムに所属する仲間を東出昌大と柄本時生が演じ、『聖の青春』以来5年ぶりの共演を果たす3人の掛け合いも見所。ヒロインは吉田監督作品への出演を熱望した木村文乃。実力派キャストが集結し、理想と現実の間で悩みながら生きる登場人物たちを熱演。夢に焦がれた若者たちの葛藤だらけの青春の日々が、観客の心に深い余韻を残す。
監督・脚本:吉田恵輔 / 2021年製作 / 107分 / 公式サイト
出演:松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大

誰よりもボクシングを愛する瓜田は、どれだけ努力しても負け続き。一方、ライバルで後輩の小川は抜群の才能とセンスで日本チャンピオン目前、瓜田の幼馴染の千佳とも結婚を控えていた。千佳は瓜田にとって初恋の人であり、この世界へ導いてくれた人。強さも、恋も、瓜田が欲しい物は全部小川が手に入れた。それでも瓜田はひたむきに努力し夢へ挑戦し続ける。しかし、ある出来事をきっかけに、瓜田は抱え続けてきた想いを二人の前で吐き出し、彼らの関係が変わり始めるー。(Filmarks.com)

YouTube:Happinet phantom / 映画『BLUE/ブルー』予告編(120秒)

 

 
空白 (INTOLERANCE)
バルセロナ:2024年2月25日(日) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月22日(木) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Plató)

 
「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督によるオリジナル脚本作品で、古田新太主演、松坂桃李共演で描くヒューマンサスペンス。
監督・脚本:吉田恵輔 / 2021年製作 / 107分
出演:古田新太、松坂桃李、田畑智子、藤原季節、趣里、寺島しのぶ
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全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。
女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。
真相はどこにあるのかー?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することにー。 (Filmarks.com)

YouTube:シネマトゥデイ / 古田新太&松坂桃李『空白』本予告映像

 

 
譲られなかった者たちへ (IN THE WAKE)
バルセロナ:2024年2月20日(火) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月23日(金) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Plató)

 
ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。
監督:瀬々敬久、脚本:林民夫、瀬々敬久 / 原作:中山七里 / 2021年製作 / 134分
出演:佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太、緒形直人、吉岡秀隆、倍賞美津子
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10年⽬の殺⼈――
罪を犯してまで、護りたかったものとは。
全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めていくが、決定的な確証がつかめないまま、第三の事件が起きようとしていた―。
なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―

YouTube:松竹チャンネル/SHOCHIKUch / 映画『護られなかった者たちへ』本予告(60秒)

 

 
水は海に向かって流れる (THE WATER FLOWS TO THE SEA)
バルセロナ:2024年2月23日(金) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月20日(火) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Azcona)

 
田島列島の同名コミックを、広瀬すず主演、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督のメガホンで実写映画化。
監督:前田哲、脚本:大島里美 / 原作:田島列島 / 2023年製作 / 123分
出演:広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純喜
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この雨の日の出会いが、世界を変えた──
通学のため、叔父・茂道の家に居候することになった高校生の直達。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26 歳の OL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の叔父・茂道(通称:ニゲミチ)、女装の占い師・泉谷、海外を放浪する大学教授・成瀬・・・と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫・ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が…。榊さんが恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは…?

YouTube:Happinet phantom / 6月9日(金)公開『水は海に向かって流れる』本予告

 

 
線は、僕を描く (THE LINES THAT DEFINE ME)
バルセロナ:2024年2月21日(水) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月24日(土) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Azcona)

 
水墨画の世界を題材にした砥上裕將の青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星の主演、「ちはやふる」の小泉徳宏監督のメガホンで映画化。
監督:小泉徳宏、脚本:片岡翔、小泉徳宏 / 原作:砥上裕將 / 2022年製作 / 106分
出演:横浜流星、清原果耶、三浦友和、江口洋介、細田佳央太、河合優実、富田靖子
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大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。
白と黒だけで表現された【水墨画】が霜介の前に色鮮やかに拡がる。
深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。
巨匠・篠田湖山に声をかけられ【水墨画】を学び始める霜介。
【水墨画】は筆先から生み出す「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。
霜介は初めての【水墨画】に戸惑いながらもその世界に魅了されていく――

YouTube:東宝MOVIEチャンネル / 映画『線は、僕を描く』予告

 

 
銀河鉄道の父 (FATHER OF THE MILKY WAY RAILROAD)
バルセロナ:2024年2月22日(木) 19:30h / Cinemes Girona (Sala 3)
マドリード:2024年2月25日(日) 20:00h / Cineteca Madrid (Sala Plató)

 
小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督のメガホンで映画化。
監督:成島出、脚本:坂口理子 / 原作:門井慶喜 / 2023年製作 / 128分
出演:役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯
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質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。 そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる─

YouTube:キノフィルムズ / 映画『銀河鉄道の父』予告

 

 

JFF日本映画祭 スペシャルワールドツアー2024
 
開催期間:2024年2月20日(火)〜25日(日)
 
バルセロナ
会場:Cinemes Girona (C/ de Girona, 175, 08037 Barcelona)
チケット:4,5ユーロ
チケットの購入はこちらから

 
マドリード
会場:Cineteca Madrid (Pl. de Legazpi, 8, 28045 Madrid)
チケット:3,5ユーロ
チケットの購入はこちらから

主催:国際交流基金マドリード日本文化センター
公式サイト | Facebook | X (Twitter) | YouTube

 

 
情報元:国際交流基金マドリード日本文化センター