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長編劇映画『シルビアのいる街で』にて一躍有名となったスペイン人映画監督ホセ・ルイス・ゲリンの最新作『ミューズ・アカデミー』が2017年1月7日から東京都写真美術館ほか全国にて順次公開される。
さらに同作の公開を記念し、監督が手掛けた11作品を特別上映する企画『ミューズとゲリン』も同時開催される。

 

 
『ミューズ・アカデミー (La academia de las musas)』

バルセロナ大学哲学科、実在イタリア人教授のピントは現代のミューズ像を探るべく「ミューズ・アカデミー」を開講する。それは、詩を通じて世界を再生させる画期的な授業を行った。しかし、 教師と受講生による議論は、予期せぬ場所へと向かっていく…。
2015年度 セビリア・ヨーロッパ映画祭 (スペイン) 金ヒラルディージョ賞
2016年度 トロムソ国際映画祭 (ノルウェー) ドン・キホーテ賞
2016年度 カルタヘナ国際映画祭 (コロンビア) 最優秀映画監督賞

 
Youtube:シネマトゥデイ / 『シルビアのいる街で』などのホセ・ルイス・ゲリン監督作!映画『ミューズ・アカデミー』予告編

 

 
特別上映『ミューズとゲリン (Las Musas y Guerin)』

貴重な短編映像作品を加えたゲリン監督の映像作品11作品 (長編7本、中短編4本) 、「ベルタのモチーフ (Los motivos de Berta)」「イニスフリー (Innisfree)」「影の列車 (Tren de sombras)」「工事中 (En construcción)」「シルビアのいる街で (Dans la ville de Sylvia)」「シルビアのいる街の写真 (Unas fotos en la ciudad de Sylvia)」「ゲスト (Guest)」「アナへの2通の手紙 (Dos cartas a Ana)」「サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号 (Le Saphir de Saint-Louis)」「ある朝の思い出 (Recuerdos de una mañana)」「思い出 (Souvenir)」も特別上映される。

 

 
ホセ・ルイス・ゲリン (José Luis Guerín)


1960年スペイン・カタルーニャ州バルセロナ生まれ。国際的な映画作家として活躍しながら、バルセロナにあるポンペウ・ファブラ大学 (UPF) の教授も務める。
1983年、初の長編映画『ベルタのモチーフ』を監督。その後、ジョン・フォード監督の『静かなる男』のロケ地となった村を舞台にした異色の記録映画『イニスフリー』を発表し、国際的に注目を集める。 その後も『影の列車』『工事中』といった劇映画や記録映画を製作。長編劇映画『シルビアのいる街で』は世界各国で話題を呼び、2008年の東京国際映画祭の上映時にはゲリンが初来日、2010年の公開時に再び来日した。この作品で多くの映画祭や上映に招かれた際の記録として旅日記風の記録映画『ゲスト』を製作。また、バルセロナ現代文化センターの展示用に製作した『メカス×ゲリン往復書簡』やチョンジュ映画祭の依頼による『ある朝の思い出』、ラ・ロシェル映画祭の依頼による『サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号』など、ヴィデオ作品やインスタレーション作品も多数手がけている。最新作『ミューズ・アカデミー』は2015年ロカルノ国際映画祭でワールドプレミア上映され、セビリア・ヨーロッパ映画祭で金ヒラルディージョ賞を受賞。東京国際映画祭ほかでも上映された。常に劇映画(フィクション)と記録映画(ドキュメンタリー)を行き来するような実験的な作風で創作活動を続ける。現代映画を代表する作家である。
引用:ミューズ・アカデミー公式サイト

 

映画「ミューズ・アカデミー」、特別企画「ミューズとゲリン」
 
東京都写真美術館
会期:2017年1月7日(土) 〜29日(日)
   ※ 1/10、16、23日は休館
上映スケジュール:http://mermaidfilms.co.jp/muse/schedule.html
チケット:https://www.major-j.com
住所:〒153-0062 東京都目黒区三田13-3
   恵比寿ガーデンプレイス内
 
その他の上映劇場とスケジュール:http://mermaidfilms.co.jp/muse/theater.html
 
公式サイト:http://mermaidfilms.co.jp/muse/
Facebook:https://www.facebook.com/museacademyjp/
Twitter:https://twitter.com/museacademyjp

 
トップ画像:ミューズ・アカデミー公式サイト