スペイン Shacho Kai「在スペインの日本企業：企業経営貢献への研究と評価」白書を出版

 

 

11月19日、在スペインの日本企業協会 Shacho Kai　が出版した ” Las Empresas Japonesas en España; Estudio y evaluación sobre su contribución a la gestión empresarial ” (「在スペインの日本企業：企業経営貢献への研究と評価」白書)のプレゼンテーションが、マドリードのガリゲス講演ホールにて行われた。

この出版は、日本スペイン交流400周年事業の一環として、在スペイン日本大使館とスペインに進出した50以上の日本企業の協力のもとにShacho Kaiが行ったプロジェクトで、27名の企業経営者と10名の日系社会の専門家へのインタビューを実行し、日本企業の経営哲学が40年以上に渡ってスペインにどのような影響を与えたかを考察している。

 

プレゼンテーションには越川和彦 在スペイン日本国特命全権大使をはじめ、ガリゲス代表取締役社長 フェルナンド・ビベス氏、Shacho Kai会長 マリアーノ・リャナス氏、Shacho Kaiゼネラルマネージャのトマス・スマラガ氏が参加。

越川大使は、11月6、7日にサンタンデールにて開催された第17回日本・スペイン・シンポジウムの成功について触れられ、日本・スペイン両国の関係を更に密にするShacho Kai の活動に感謝された。

 

次に、この白書出版にあたっての協賛企業各社を代表して参加された、アステラス製薬の南欧州副社長ホセ・マリア・マルティン・ドゥエニャス氏、ブリジストン・スペインの財務本部長ヨセバ・ラサラガ氏、富士通スペインの品質・サステナビリティ部長アルフォンソ・ギラベルト氏、資生堂スペインの副社長オルガ・ロホ氏が、各社のスペインでの歴史と活動について発表を行った。

続いてこの白書の編纂を担当された、スペインの著名ビジネススクールIESEのホセ・ラモン・グティエレス教授が、1.白書出版プロジェクト、2.日本の政治と経済の背景、3.国際化プロセスの経緯、4.国外に於ける日本企業、5.スペインに於ける日本企業の現状、の各章からなるこの出版物の内容を説明した。

 

 
この白書の最初のページには、この言葉が書かれている。この出版は日西両国の更なる関係強化に貢献することだろう。

 

 
「在スペインの日本企業：企業経営貢献への研究と評価」白書
Las Empresas Japonesas en España; Estudio y evaluación sobre su contribución a la gestión empresarial

この本の入手にご興味のある方は、Shacho Kai 事務局にお問合せ下さい。

Web oficial de SHACHO KAI: http://www.shachokai.es
Email：cgarcia@shachokai.es, cristinagestevan@gmail.com

 

 

 

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Shacho Kaiは、在スペインの日系資本企業が参加する非営利団体で、スペインに於ける日系企業の歴史や貢献を知らしめ、日本の経営哲学がもたらす優位性を認知し、日西両国の企業の間の象徴的な繋がりや相乗効果を確立し、日本企業の手によるスペイン企業の国際化を増進し、そして最も重要なポイントである、将来数年に渡るルートマップを考案することを目的としています。