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スペイン政府の公的機関であるインスティトゥト・セルバンテス東京では、5月9日から週替わりで時代を象徴するスペインのクラシック映画を上映するオンライン映画プログラム『スペインクラシック映画上映会』を開催する。各時代の人々や社会を切り取る珠玉の映画作品を見る好機となる。
 
『スペインクラシック映画上映会』では、週に1作品紹介され、各映画毎のパスワードを入力することでVimeoチャンネルにて48時間視聴することができる。

 
あるサイクリストの死 (Muerte de un ciclista)

  • [終了]5月9日(土) 03:00 〜 5月10日(月) 03:00 (日本時間)
    字幕:英語、ポルトガル語
    視聴方法:英語 または ポルトガル語のリンクを開きパスワード [clasicoscontigomayo8] を入力

スペイン内戦前に恋人だったフアンとマリア・ホセ。彼らは数年を経て再び出会い愛し合うように。内戦の過ぎ去った今、マリア・ホセは独身ではなく、彼らの愛は複雑な様相を帯びる。
監督:フアン・アントニオ・バルデム / 1955年 / 88分

Youtube:MERCURY FILMS / MUERTE DE UN CICLISTA de Juan Antonio Bardem

Carlos Bardem presenta «Muerte de un ciclista», de J. A. Bardem (1955) from Instituto Cervantes on Vimeo.

 

 
ようこそ、マーシャルさん (!Bienvenido, Mister Marshall!)

  • [終了]5月16日 (土) 03:00より48時間 (日本時間)
    字幕:英語、ポルトガル語
    視聴方法:英語 または ポルトガル語のリンクを開きアクセスパスワード [clasicoscontigomayo15] を入力

ビジャル・デル・リオは静かで貧しく人々から忘れられた小さな町。特別なことは何も起きない。この退屈な町に、歌手のカルメン・バルガスとマネージャー、エージェントが訪れたことから町には騒動が起こり始める。その同じ朝、政府代表が突然現れマーシャル・プラン委員会を発表する。
フアン・アントニオ・バルデム監督とルイス・ガルシア・ベルランガ監督は、シナリオライター、ミゲル・ミフラの助けを得て、第二次世界大戦後の荒廃したヨーロッパを再建するためにアメリカが計画したマーシャル・プランに参加しなかったことで、スペインに生じた不快感をベースに本作のシナリオを書いた。
監督:ルイス・ガルシア・ベルランガ / 1953年 / 95分

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Chus Gutiérrez presenta «¡Bienvenido, Mister Marshall!» (1953), de Luis García Berlanga from Instituto Cervantes on Vimeo.

 

 
ビリディアナ (Viridiana)

  • 5月23日 (土) 03:00より48時間 (日本時間)
    アクセスパスワードは1週間前に発表予定。
    字幕:英語、ポルトガル語

修道女の誓いを目前に控えるビリディアナは、修道院長の命により自らの意思に反して、恩人である叔父ハイメの家を訪れる。叔父ハイメは、ビリディアナが亡き妻そっくりに成長したことを知って驚き、彼女を誘惑しようとする。(スペイン映画の重要なアンソロジー、1906-1995、イマノール・ズマルデより抜粋。マドリード、カテドラ/スペイン・フィルモテカ、1997、頁511)。カンヌのパルム・ドール賞受賞。ローマ教皇庁発行の「オッセルヴァトーレ・ロマーノ」が同映画が冒涜的であると非難したことにより、映画監督局長の即時解任と映画の禁止につながっている。スペインでも1977年まで公開されることはなかったルイス・ブニュエル代表作のひとつ。
監督:ルイス・ブニュエル / 1961年 / 90分

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Shigeo Kanaya presenta «Viridiana» (1961), de Luis Buñuel from Instituto Cervantes on Vimeo.

 

 
死刑執行人 (El Verdugo)

  • 5月30日 (土) 03:00より48時間 (日本時間)
    アクセス・パスワードは1週間前に発表予定。
    字幕:英語、ポルトガル語

アマデオはマドリード審問の死刑執行人。そこでアマデオはアマデオが処刑した囚人を扱う葬儀屋のホセ・ルイスと知り合う。葬儀屋で働いているというとみな女の子が彼から逃げるから、ホセ・ルイスにはガールフレンドがいない。アマデオの娘カルメンも、父親が死刑執行人であるこため、彼氏を見つけることができないでいる…。
ルイス・ガルシア・ベルランガ監督1963年のスペインブラックコメディをお楽しみください。
監督:ルイス・ガルシア・ベルランガ / 1963年 / 87分

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スペインクラシック映画上映会 (Clásicos contigo)
スペインの各時代の大衆と密接な関係を持ち、時代を象徴する映画となった作品を再認識する機会となる。インスティトゥト・セルバンテスは、世界70ヶ所にあるネットワークでのプログラミングでこの新しいオンライン映画プログラムを紹介する。作品は、インスティトゥト・セルバンテスのVimeoチャンネルを通じて上映され、映画作品の上映前には共催団体であるフィルムアカデミーのメンバーによる短い紹介ビデオが流れる。

«Clásicos contigo», cine español en blanco y negro from Instituto Cervantes on Vimeo.

 

 
インスティトゥト・セルバンテス東京
インスティトゥト・セルバンテスはスペイン語の振興と教育またスペインとスペイン語圏文化普及を目的に、1991年にスペイン政府により設立された公的機関。
スペイン語教育に従事する世界最大の機関で年間10万人が学んでおり、東京支部では大人向けスペイン語クラス、ジュニア・ユースクラスの他、講師養成講座、文化イベント、またDELEスペイン語検定、SIELE (シエレ:スペイン語国際評価サービス)、CCSE (スペイン国憲法及び社会文化的知識を問うインスティトゥト・セルバンテス作成のスペイン国籍取得のための試験) を開催している。本部はマドリードおよび作家ミゲル・デ・セルバンテスの生誕地アルカラ・デ・エナーレス(マドリード自治州)に置かれている。

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情報元:インスティトゥト・セルバンテス東京