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こちらのイベントは終了しました。

 

カディスのカスティーリョ・デ・サン・セバスティアンで開催。
“Made in Japan” 展示会で、日本文化を再発見しよう。

 

 
この ”MADE IN JAPAN” 展示会は、日本文化をそれぞれ異なる三つの分野に渡って展示している。
 
第一部は「内なる風景、着物の美術と夢」と称される展示会で、ホセ・アルベルト・ロペス氏の手作業によるフォト・コラージュに、作家でありジャーナリストであるマリア・デ・ロス・アンヘレス・ロブレス女史による文章を組み合わせた30作品と、カディスの複数のデザイナーの手による12の着物作品、そして二つの屏風作品によって構成されている。

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第二部は「魚拓、海と共に」と題する魚拓作品の展示。
セビリア大学の美術学部を卒業したガブリエラ・ディオスダード女史とドミンゴ・マルティネス氏が日本の伝統的な手法を使って作成した魚拓がどのような味わいのものかを、自分の目で確かめて欲しい。

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第三部は写真家アントニオ・ペレス氏による「新しい絵葉書と新しい旅」と称する写真展。
現実の風景に重ねられた絵葉書。写真家が完遂することなく残して来てしまった風景を、見ている者に再構築して欲しいと言われているかのようだ。ここでは世界の風景に日本のモチーフの画像を重ね合わせた30点の作品を鑑賞することが出来る。

関連記事:「写真が語るとき・・・ 記憶とフラメンコ」。アンダルシアの写真家、アントニオ・ペレス。

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これら三部からなる “MADE IN JAPAN” 展示会で、日本文化の新たな発展の仕方を味わうことが出来るだろう。
 

 
” MADE IN JAPAN ” 展示会


日時:2014年7月12日から10月12日迄 (11:00-14:00, 18:00-21:00)
閉館日:毎週月曜日及び8月1日、2日、14日
場所:カスティーリョ・デ・サン・セバスティアン
(Castillo de San Sebastián, Cádiz)
 
カディス市役所公式サイト:http://institucional.cadiz.es/