日本に「スペインワイン協会」が発足

 

スペインワインの日本への輸入量はここ10年で4倍に成長した。日本には多くのスペイン風バルが開店し、スペインワインとスペイン料理を身近に楽しめる機会も、日ごとに増えて来ている。

その追い風の中、もっと多くの日本人にスペインワインを楽しんで頂き、スペインワインビジネスをさらに成長させたい、と考える有志が集まり「スペインワイン協会」を発足させた。
この協会の核となっているのは、2010年から「スペインワイン祭り」を開催してきた日本のスペインワインの輸入元、スペインレストラン、スペインバルなどに携わる有志の皆さん。

2015年6月1日には、このスペインワイン協会の発足を記念して、日本橋にあるSCIROCCOで、協会設立に賛同したワイン輸入元各社、スペインレストラン関係者など業界関係者約80名と、スペインワイン愛好家約80名の、計約160名が集まって発足パーティーが開催され、供された100種類以上のスペインワインとスペイン料理を楽しみながら、協会の発足を祝った。

画像提供:スペインワイン協会

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会の冒頭、スペインワイン協会初代会長に就任した、弁護士で日本輸入ワイン協会の会長も務める山本博氏より、「スペインには、たくさんの美味しいワインがあり、しかも手頃な価格で楽しめるものが多い。またたくさんの固有品種があり、その楽しみもつきない。昨今はスペインバルが増え、スペイン料理を楽しむ機会も増えている。このような時代にスペインワインを楽しまない手はない。自分は常日頃そう思っていたが、そんな折に協会設立の話を聞いたので、少しでもお手伝いができれば、と会長を引き受けた。これから皆さんにもっともっとスペインワインを広めてもらいたい、そしてより多くの人に楽しんもらいたい。」と挨拶があった。

 

 

画像提供:スペインワイン協会

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また、スペイン大使館経済商務部所長マリア・デル・コリセオ氏が、スペインのスパークリングワインであるカバで乾杯の音頭をとり、「スペインのワインを愛して下さる皆様がこんなにたくさんいらっしゃることに感激です。そして、スペインワインを広めていこうという活動をしてくださることに大変感謝いたします。」とのお言葉があった。

協会の事務局長を務める竹中教明氏よりは、今年の9月6日(日)に池袋のサンシャインシティで第6回目となる「スペインワイン祭り」を開催すること、また毎年9月8日を「スペインワインの日」として制定することを現在日本記念日協会に登録申請中であることが発表された。この記念日は、1932年9月8日にスペインで「ワイン法」が制定されたことに因んでいるとのこと。

 

発足パーティーに参加したスペインレストランのソムリエ(38歳)は、「スペインワインが盛り上がるならこういう協会は大歓迎。スペインワインの日に合わせて、お店でイベントを企画していきたい。」と語り、都内に住むワイン愛好家の女性(32歳)は、「こんなにたくさんの美味しいスペインワインがあることに、改めて驚いている。もっとスペインワインについて知りたいと思う」と話していた。

今後、会の活動を報じる無料のメールマガジンへの会員登録を、業界関係者、並びにワイン愛好家に対し促進していく予定。

画像提供:スペインワイン協会

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スペインワイン協会


Asociación del Vino Español en Japón
会長:山本 博
事務局長:竹中 教明
事務局:〒156-0045 東京都世田谷区桜上水4-12-6-401
TEL:03-6383-2415 
Email:info@ave-japan.com
オフィシャルサイト:http://www.ave-japan.com