田辺市立美術館にて「ミロ展-スペイン巨匠の版画」

 

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故郷カタルーニャ地方の風土を愛し、自然との交感を通して、太陽、月、星、鳥といったモチーフを独特の抽象的な要素に変換して表現し、鮮やかな色彩と奔放な線で生命の讃歌をうたった、ジョアン・ミロ (MIRO, Joan 1893-1983)。
パブロ・ピカソやサルヴァドール・ダリらとともに、20世紀の美術の世界を押し広げたこのスペインの巨匠の芸術を、田辺市立美術館が版画作品によって紹介する。

ミロは油彩画だけでなく、壁画、彫刻や陶芸、舞台芸術などにも造形活動を展開して才能を発揮したが、なかでも版画は生涯に亘って実験と探求が続けられた、特に興味深い創造の分野となっている。
35歳のときに本格的に手掛けて以来、発表されたその作品は2500点を超え、まさにミロのライフワークといえる。

第一作となった、リーズ・イルツの詩集「一羽の小さなカササギがいた」の為の挿絵8点から、最晩年のサッカー「ワールドカップ’82 スペイン」のリトグラフポスターまで、約150点の作品によってその軌跡を振り返る。

 

特別展「ミロ展-スペイン巨匠の版画」


会場:田辺市立美術館
住所:〒646-0015 和歌山県田辺市たきない町24-43
電話:0739-24-3770

日程:2015年8月30日(日)まで
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:600円(20名以上の団体割引料金480円)
    学生及び18歳未満の方は無料

 

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画像提供:田辺市立美術館
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ジョアン・ミロ展

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