ビートたけし、西島秀俊出演『女が眠る時』スペインにて6月16日公開

　
「狂っているのは、自分なのか。それとも〈目の前の現実〉なのか」

スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説「WHILE THE WOMAN ARE SLEEPING」を、香港出身の巨匠ウェイン・ワンが、主演にビートたけしを迎え、監督初となる日本映画に挑んだミステリー作品『女が眠る時 (Mientras ellas duermen)』が、スペインにて6月16日より劇場公開される。
2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品
2016年シッチェス・カタロニア国際映画祭 Noves Visions ONE部門出品
　

あらすじ
妻の綾とバカンスを過ごすため、美しい海辺に佇むリゾートホテルを訪れた小説家の健二（西島秀俊）は、処女作のヒット以来、良き題材に恵まれず、自らの才能に苦悩していた。
滞在初日、彼はプールサイドで初老の男（ビートたけし）が、若く美しい女の身体に表情ひとつ変えず、細部に至るまで丹念に日焼け止めクリームを塗っている様子に目を奪われた。初老の男は佐原、若い女は美樹という名だと知る。異様な雰囲気を醸し出す親子ほど年の離れた2人のことが時間が経つにつれ、脳裏から離れなくなっていく。健二の執着は、彼らの姿を追い求め、次第には部屋を覗くまでに…。
ほんの好奇心から始まった行為は常軌を逸した行動へと変化していき、予期し得なかった衝撃の結末へと突き進んでいく。
　
Youtube：media3estudio / MIENTRAS ELLAS DUERMEN de Wayne Wang (Trailer español)
　

監督：ウェイン・ワン
出演：ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ
2016年 / 103分
　