【終了】ゴヤ賞4部門受賞のスペイン映画『静かなる復讐』新宿シネマカリテにて上映

 
銃弾が、偽りの平穏を打ち砕く

スペインのアカデミー賞、第31回ゴヤ賞にて作品賞、脚本賞、助演男優賞、新人監督賞の4部門を受賞したスペインのサスペンス映画『静かなる復讐 (原題：Tarde para la ira)』が、8月4日より東京・新宿シネマカリテの映画祭 “カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2017″ にて上映される。
　
ストーリー
アナ (ルス・ディアス) は家族が経営する寂れた町のバーで働いている。息子が一人いるが、夫は強盗事件に関わった罪で服役中。その出所を目前に控え、アナは漠然と将来に対する不安を抱えていた。日々客としてやってくるのは、昼から酒を煽りながら賭け事に興じるような男たちばかり。
ある日アナは、そんな客たちに混じって店に来た風変わりな男に気付く。他の男たちと違って大声で下品な冗談も言わず、物静かで身なりも比較的きちんとしている。どこかミステリアスなその男＝ホセ (アントニオ・デ・ラ・トレ) は毎日店にやってきて、徐々に客たちや店で働くアナの家族たちとも打ち解けていく。アナもまたそんなホセに惹かれてゆき、2人はやがて男女の仲になる。
しかし、ホセはアナの夫が関わった強盗事件で愛する者の命を奪われた「被害者の遺族」だった。何も知らないアナは、夫が出所してきたにも関わらず、益々ホセに心奪われてゆく。果たしてホセの本当の目的とは？
物静かな男の凄絶な復讐が今幕を開ける。
　
Youtube：Klockworx VOD / スペイン・アカデミー賞作品賞ほか４部門受賞『静かなる復讐』予告
　
監督：ラウール・アレバロ
2016年作品 / 92分
配給：クロックワークス

　
情報元：クロックワークス