女子フットサル日本代表吉林千景選手、Jimbee Roldán F.S.Fに移籍

スペインフットサル女子リーグ1部に、2018年1月よりまた新たな選手が加入した。
ムルシアに本拠地を置くJimbee Roldán F.S.Fへ加入したのは、日本代表経験を持つ吉林千景選手 (23)。
　
FUNフットサルクラブLadies com VEEX在籍時「第9回全日本女子フットサル選手権」優勝、2012年「関東女子フットサルリーグ」にて得点王、MVP、ベスト5に選出された経歴を持つ吉林選手。
スペインのフットサルリーグへと移籍するきっかけとなったのは、慶応大学在学中に女子選手を対象としたスペインでのセレクションに参加した際、関係者の目に止まりオファーを受けたことに始まる。
大学を1年半休学し、2014年1月よりスペインフットサル女子1部リーグUniversidad de Alicante (スペイン・バレンシア州アリカンテ) へ移籍し、スペインにて1年半プレーした後、2015年6月大学へ復学するために帰国。
2015年夏よりVEEX TOKYO Ladies (日本・東京) 在籍、7月にポルトガルで開催された大会にチームエントリーし、見事優勝を果たしている。
女子フットサル日本代表としても、2015年に開催されたアジア大会「第1回AFC女子フットサル選手権」にて準優勝。個人としては5試合7ゴールと大会最多得点を記録し得点王に輝いている。
　
怪我により戦線を離脱していたが、10ヶ月のリハビリの後、今度はプロとして2018年1月より再度スペインフットサル女子1部リーグへ挑戦することとなる。現在在籍しているJimbee Roldán F.S.F (ジンビー・ロルダン F.S.F) は、スペイン南東部の海沿いの都市ムルシアに本拠地を置く、スペインフットサル女子1部リーグと2部リーグに所属するチームである。
吉林選手は、Jimbee Roldánでのデビュー戦となった2月3日のムルシアダービーでは、見事1ゴール目を決め、チームの勝利に貢献している。
左右どちらの足でもゴールを狙うストライカーとして、スペインでの今後の活躍に期待したい。

吉林千景 / Chikage Kichibayashi