福山雅治主演、是枝監督最新作『三度目の殺人』10月27日スペイン公開

 
是枝監督最新作 福山雅治 × 役所広司 × 広瀬すず
　
『そして父になる』から4年、是枝裕和監督が深い闇の先にある〈真実〉に挑んだ日本映画史上に残るサスペンス大作『三度目の殺人 (スペイン題: El Tercer Asesinato)』が、いよいよ10月27日(金) よりスペイン公開となる。
　
先月スペインで開催されたサン・セバスティアン国際映画祭では、スペイン未公開で他の映画祭で賞賛された作品がノミネートされる “ペルラス部門” に選ばれ、さらに上映の際には事前チケットが即完売するなど、スペインにおいて是枝作品は日本映画の中でも得に注目度が高い。
　
Youtube：GolemDistribucion / EL TERCER ASESINATO – Teaser subtitulado al español

あらすじ
真実なんていらない。弁護士はそう信じていた。
それはありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅 (役所広司) が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった、重盛 (福山雅治)。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。
何かがおかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも。なぜ殺したのか？本当に彼が殺したのか？得体のしれない三隅に呑みこまれているのか？
弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願う。
やがて、三隅と被害者の娘・咲江 (広瀬すず) の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる──。
　
　

監督・脚本・編集：是枝裕和 / 2017年 / 125分

キャスト：福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功