ヘタフェの柴崎とエイバルの乾、日本人選手対決は実現せずドローにて折り返し

12月9日、リーガ・エスパニョーラ第15節ヘタフェ対エイバル戦が、マドリード郊外ヘタフェのホームスタジアムにて開催された。この試合ではヘタフェ所属の柴崎岳選手とエイバル所属の乾貴士選手による、スペイン一部リーグ史上初の日本人対決がピッチ上で実現するかと盛り上がったが、エイバル先発出場の乾は63分に交代によってベンチに下り、その10分後にヘタフェが左足骨折から3ヶ月ぶりに復帰した柴崎を投入、残念ながら日本人両選手のピッチ上対決はお預けとなった。
　
同試合では、柴崎と乾の両選手が、日本でも人気のあるスケート選手のハビエル・フェルナンデス氏とともに試合開始前の始球式に参加。

0－0のスコアレスドローで終了したこの試合には、地元在住の日本人グループ他、100名を超える日本人が観戦に訪れ、両選手のプレーに声援を送った。
　
LaLigaではこの試合に合わせ「こんにちは、日本！」と大書きされた大きな日本の国旗を、ヘタフェ、エイバル両サイドのサポーター席に掲げた他、ピッチサイドの広告枠には、マンガ「キャプテン翼」をモチーフにした日本人選手対決を盛り上げるイラストや、《Hello Japan!》のサインを繰り返し掲示。さらに、SDエイバルはこの試合のために、選手のユニフォームパンツに《東京♥2020》を付け親日感をアピールした。
　
2018年4月21日、22日の週末には、エイバルのホームスタジアムにてエイバル対ヘタフェ戦が予定されており、その試合に於いてはスペインリーグピッチ上では史上初の日本人選手対決が実現することを期待したい。